ソフトバンクの牧原大成内野手(28)が14日、福岡市内のペイペイD内の球団事務所で契約更改交渉を行ったが、ダウン提示に納得できず保留した。「自分の球団(の考え)に差があった」。今季、チームでは初の保留者になった。
今季は背中の張りで7月中旬から約1か月離脱。周東らの台頭もあり、出場試合数は19年の114試合から77試合に減った。一方で右肩痛で長期離脱した今宮に代わり、日本シリーズまで遊撃を守るなど日本一に貢献した。
「リーグV、日本一になってない査定なら仕方がないが、少なからず日本一に貢献していると思う。ユーティリティーの難しさ、けが人(のポジション)を埋めたところをどう評価してもらったのか。もう1度、自分の意見をまとめて球団と話がしたい」と保留の理由を説明した。