C大阪が来季の新戦力として、札幌DF進藤亮佑(24)の獲得に乗り出していることが12日、分かった。複数の関係者によると、クラブはすでにオファーを提示しているという。
進藤は下部組織を経て2015年にトップ昇格。対人の強さに加え、昨季リーグ戦で6得点をマークするなど攻撃力も併せ持つセンターバックだ。昨年11月には、日本代表の国際親善試合ベネズエラ戦のメンバーとして初招集。今季はここまで無得点で、10月に右足首じん帯を負傷して以降は試合には絡めていないが、レギュラークラスとして十分な実力を持つ。
今季のC大阪はマテイヨニッチ、木本、瀬古の3人のCBがハイパフォーマンスを披露。強固なDFラインを形成してきたが、同じく堅守が持ち味の名古屋が木本の獲得に動いている。流出する可能性もあるだけに、来季の守備陣の一角を担う戦力として24歳の有望株に白羽の矢を立てた。札幌は慰留に努める方針を示しており、今後の動向に注目が集まる。