中日のドラフト1位・高橋宏斗投手(18)=中京大中京高=が12日、“バンテリン元年”に飛躍を誓った。新入団選手が施設見学を行い、最速154キロ右腕は本拠地ドームの人工芝が敷設されていないマウンド付近へ。「ここでプレーするのを想像するとワクワクした。自信のある直球を投げたい」と笑顔で巨大スコアボードを見上げた。
ナゴヤドームのグラウンドに足を踏み入れるのは、小学6年時に名古屋市の居酒屋チェーンが主催する少年野球大会「世界の山ちゃん旗」の開会式に出席して以来。来年の元日から「バンテリンドーム ナゴヤ」に名称が変更されるが「まだ慣れないですが、自分もドームと一緒に成長していきたい」と“バンテリンの申し子”になるつもりだ。
オンラインで行われたファン感謝イベントでも「目標は1軍登板です」と言い切った。この日に発表された来季のスローガン「昇竜復活 その先へ」を胸に、ファンが高橋宏見たさに バンテリンド~ムにつ~めかけ…たくなるようなエースになる。(森脇 瑠香)