【浦和】高卒ルーキー武田英寿、リーグ戦デビューで存在感「すごく興奮した」

スポーツ報知
後半、左足を振りぬきゴールを狙う浦和・武田英寿

◇明治安田生命J1リーグ▽第32節 浦和0―0湘南(12日・埼玉)

 浦和の青森山田高卒ルーキーMF武田英寿(19)がリーグ戦デビューを飾った。

 0―0の後半41分にトップ下で途中出場。「メンバーに入るとなって、すごく興奮した。いつも通り、いつも通りと思ってやった」と武田。同43分には鋭い切り返しからFW興梠へラストパスを送り、終了間際にはドリブルから左足で強烈なシュートを放った。0―0の引き分けに終わったが、短い出場時間ながら大きな存在感を見せた。

 今年1月に高校選手権の決勝で静岡学園に敗れて以来の埼スタで、リーグ戦初出場。大槻毅監督(48)から名前を呼ばれ、交代を待つ間にスタジアムを見渡した。「サポーターの方々がユニホームで赤く染めてくれて、自分もやっとピッチに立つんだなと。絶対やってやろうと思って入りました」と振り返った。

 ロスタイムを含めて約10分間、堂々とプレーし「ボールも多く触れたし、チャンスメイクもできた。自分の中では良いパフォーマンスでやれた」と好感触。次世代の浦和を背負う存在として期待は大きく、「これから浦和レッズを引っ張る選手として勝利に貢献できるように頑張っていきたい」と力を込めた。

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