【湘南】MF斉藤未月、ロシア1部ルビン・カザンに移籍へ 東京五輪世代屈指のボランチ

スポーツ報知
前半、浦和・岩武(左)のボールを奪いにいく湘南・斉藤

 東京五輪世代の湘南MF斉藤未月(21)が今冬にロシア1部のルビン・カザンに移籍することが同日、分かった。近日中に正式発表される見込み。

 湘南の「象徴」で、東京五輪世代屈指のボランチが欧州挑戦する。複数の関係者によると、斉藤は欧州の複数クラブから獲得の打診を受けた中、ロシア1部のルビン・カザンへの移籍を決断。この日までに同クラブと湘南で大筋で合意した。自身初の海外移籍となる。

 斉藤は小学5年で下部組織入りから湘南一筋。166センチと小柄ながら、強じんなフィジカルを生かしたボール奪取、前線への攻撃参加が武器の守備的MFで、昨年のU―20W杯(ポーランド)で主将を務めた。今季は新型コロナ禍の過密日程ながらチーム最多タイの31試合に出場し、攻守を支えてきた。16日の大分戦(BMWス)が本拠地でのラストマッチとなる。

 ルビン・カザンはロシア1部で08、09年に2連覇した強豪。近年は中位に低迷し、今季も12日現在で16チーム中10位につける。ロシアでは今夏にF東京からロストフへ移籍した日本代表MF橋本拳人の活躍などで日本人ボランチへの期待値が高まっており、即戦力として斉藤に白羽の矢を立てた。

 同クラブは、CSKAモスクワ時代に元日本代表MF本田圭佑を指導し、15~16年にロシア代表を率いたレオニード・スルツキー監督(49)が指揮。斉藤は17年に湘南のスペイン遠征時に親善試合で対戦した経験もある。幼少期からインターナショナルスクールで学んだ英語が得意で、海外挑戦した多くの日本人選手が直面する言葉の壁も苦にしない。

 ロシアリーグは12月下旬から来年2月下旬まで冬季中断に入る。斉藤は年明けにも渡欧し、新天地でのキャンプを経て海外デビューへ準備を進めていく。

 ◆斉藤 未月(さいとう・みつき)1999年1月10日、神奈川・藤沢市生まれ。21歳。小5で湘南の下部組織入り。2015年に2種登録でトップチーム入りし、16年に高校3年でプロ契約。17年J2優勝、18年ルヴァン杯優勝に貢献。昨年はU―22日本代表に飛び級で選出され、U―20W杯では主将を務めた。今年1月のU―23アジア選手権(タイ)は2試合に出場。J1通算80試合4得点。166センチ、66キロ。利き足は右。

 ◆FCルビン・カザン 1958年創設。本拠地・カザンは首都モスクワから東に約800キロ。日本代表が18年ロシアW杯のベースキャンプ地として、同クラブの施設を利用。2003年に1部初昇格し、08、09年とリーグ2連覇。09年欧州CLの1次リーグでバルセロナ(スペイン)に敵地で大金星。11―12年に国内杯で優勝。韓国代表MFファン・インボムらが在籍。

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