◆明治安田生命J1リーグ第32節 横浜C0―0名古屋(12日・パロマ瑞穂スタジアム)
横浜Cは敵地で名古屋に0―0で引き分けた。ACL出場圏内を狙う名古屋相手に、前半はリズムをつかめない時間帯が続いた。パスを回すが、効果的な場所とタイミングで供給することはできない。重心が下がった瞬間、名古屋に押し込まれる悪循環が続いたが、相手の決定力の低さにも助けられ、前半は0―0で折り返した。
後半15分。FW瀬沼と皆川を投入し、明確なターゲットを作ると、リズムが好転。同30分過ぎには立て続けにシュートを放ったが、枠を捉えきれず。この日のハイライトは同34分。DF田代のハンドで一度はPKを献上したが、審判団の協議の結果、ハンドは認められずPKが取り消しに。直後、名古屋のMFシャビエルが退場し、数的優位に立ったが、決めきれず。下平隆宏監督は「決定機はたくさんあった。あれを決めていれば勝ち点を奪えた」と振り返った。