【香港スプリント血統分析】デインヒル系種牡馬が強いレース…注目はクラシックレジェンドとコンピューターパッチ

スポーツ報知

 小欄ではG1香港スプリントについて血統面から攻めてみたい。過去5年を振り返ると、ノーザンダンサー系種牡馬の産駒が4勝、2着2回、3着4回。ノーザンダンサー系の中でもデインヒル系種牡馬が強く、2017年と2018年のミスタースタニング(父エクシードアンドエクセル)、昨年のビートザクロック(父ヒンチンブルック)と3連勝中。2017年3着のブリザード(父スタークラフト=ヌレエフ系)を除く延べ9頭はデインヒル系種牡馬を父に持っていた。

 今年の出走予定メンバーでデインヒル系種牡馬の産駒は、クラシックレジェンド、ビッグタイムベイビー、コンピューターパッチ、ビッグパーティー、ファットタートル、アメージングスター、ストロンガー。複数いる中から、小欄ではクラシックレジェンドとコンピューターパッチを推したい。

Galileo
鹿毛 1998
サドラーズウェルズ系

Sadler's Wells
鹿毛 1981
Northern Dancer
Fairy Bridge
Urban Sea
栗毛 1989
Miswaki
Allegretta
Believe'N'succeed
鹿毛 2005
ダンチヒ系
Exceed And Excel
鹿毛 2000
デインヒル
Patrona
Arctic Drift
黒鹿毛 2000
Gone West
November Snow

アンソニーヴァンダイク血統表

Not A Single Doubt
鹿毛 2001
ダンチヒ系

Redoute's Choice
鹿毛 1996
デインヒル
Shantha's Choice
シングルズバー
栗毛 1991
Rory's Jester
Easy Date
Pinocchio
芦毛 2009
ノーザンダンサー系
Encosta de Lago
鹿毛 1993
Fairy King
Shoal Creek
Surrealist
芦毛 1996
Kenny's Best Pal
Sunset Beach

クラシックレジェンド血統表

 クラシックレジェンドは、父がデインヒル系ノットアシングルダウト。父自身はリステッド競走のゼディテイヴS(芝1200メートル、現G3)優勝馬で、産駒にはG1チャンピオンズマイルの覇者サザンレジェンド(香港マイルに出走予定)がいる。クラシックレジェンドの半弟エセロ(父シーブリング)は昨年のG2ジョッキークラブスプリントを制し、香港スプリントでは3着。おじのレーシングトゥウィンはドンカスターマイルなどG1・5勝と、母系にも魅力がある。

Not A Single Doubt
鹿毛 2001
ダンチヒ系

Redoute's Choice
鹿毛 1996
デインヒル
Shantha's Choice
シングルズバー
栗毛 1991
Rory's Jester
Easy Date
Pinocchio
芦毛 2009
ノーザンダンサー系
Encosta de Lago
鹿毛 1993
Fairy King
Shoal Creek
Surrealist
芦毛 1996
Kenny's Best Pal
Sunset Beach

クラシックレジェンド血統表

Exceed And Excel
鹿毛 2000
ダンチヒ系

デインヒル
鹿毛 1986
Danzig
Razyana
Patrona
栗毛 1994
Lomond
Gladiolus
Girl Hussler
栗毛 2006
ミスタープロスペクター系
Hussonet
栗毛 1991
Mr. Prospector
Sacahuista
Vecchia Signora
鹿毛 2000
Snippets
Clever Zoe

コンピューターパッチ血統表

 コンピューターパッチは、父が前記ミスタースタニングと同じエクシードアンドエクセル。父自身は豪G1ニューマーケットH(芝1200メートル)の勝ち馬で、産駒のビヴァークは今年2月にニューマーケットH父子制覇を果たし、ジ・エベレストではクラシックレジェンドの2着に好走している。コンピューターパッチの半兄マヌエル(父コマンズ)は昨年の豪G1C.F.オーS(芝1400メートル)に優勝、曽祖母クレヴァーゾーは豪G1ライトニングS(芝1000メートル)の2着馬と、母方も快足馬がそろう。

デクラレーションオブウォー
鹿毛 2009
ダンチヒ系

War Front
鹿毛 2002
Danzig
Starry Dreamer
Tempo West
栗毛 1999
Rahy
Tempo
Chaleur
鹿毛 2002
ヌレイエフ系
ストラヴィンスキー
鹿毛 1996
Nureyev
Fire the Groom
Evanilda
栗毛 1996
River Special
Fair Sousanne

ヴォイッジウォリアー血統表

 ヴォイッジウォリアーは、父がデクラレーションオブウォー(日本軽種馬協会静内種馬場で供用中)。デインヒルと同じくダンチヒの流れをくむウォーフロント系の種牡馬だ。父は現役時に英G1インターナショナルSと英G1クイーンアンSを制し、ダートG1の最高峰であるブリーダーズCクラシックでも僅差3着に健闘。産駒から仏2000ギニー馬オルメド、豪G1メルボルンCのヴァウアンドディクレアと、短距離から長距離まで幅広く活躍馬が出ている。

◆成田幸穂(なりた・さちほ) 1984年8月8日、東京生まれ。(株)サラブレッド血統センター所属。週刊競馬ブック連載「海外競馬ニュース」の編集を担当。同誌のほか、研究ニュースで予想コラム「血統アカデミー」を執筆中。12月6日(日)16時30分から、ラジオNIKKEI第1「香港国際競走実況中継」に出演予定。

競馬

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請