箱根駅伝登録メンバー発表 青学大は前回Vの立役者の岸本大紀が外れる 「5年生」竹石尚人は2年ぶりメンバー入り

前回大会で往路2区を走った青学大・岸本大紀
前回大会で往路2区を走った青学大・岸本大紀

 来年1月2、3日に行われる第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、報知新聞社後援)を主催する関東学生陸上競技連盟は10日、出場21チームの登録メンバー16人を発表した。主催の関東学生陸上競技連盟(関東学連)は新型コロナウイルス感染防止対策として、駅伝ファンに「観戦・応援目的での外出はお控えください」というメッセージを発信。シード10校、予選会通過10校、オープン参加の関東学生連合の計21チームが未曽有の大会に臨む。

 2年連続6度目の優勝を狙う青学大は、前回、エース区間の2区で日本人1年生最高タイムとなる1時間7分3秒の区間5位の激走で首位に立った岸本大紀(2年)が股関節痛の故障から回復途上のため、登録メンバーから外れた。「岸本は将来がある選手なので無理をさせられない。20人以上が箱根駅伝で戦える状態なので、無理をする必要もない」と原晋監督(53)は説明。主将の神林勇太(4年)とエースの吉田圭太(4年)の青学大2トップをはじめ、期待のルーキー佐藤一世ら、岸本以外の主力は順当にメンバー入りした。1年前、左ふくらはぎ故障のため、登録メンバー入りを辞退し、留年して箱根駅伝に再挑戦することを決めた実質5年生の竹石尚人(4年)も2年ぶりにメンバー入り。「もう一度、5区を走って青学大の優勝に貢献したい」と竹石は執念をにじませた。原監督は「10時間45分23秒を更新する力がある」と前回、青学大がマークした大会記録を秒単位で正確に表現し、連覇に意欲を見せた。

 前回2位で、2年ぶり2度目の優勝を目指す東海大は、前回7区3位と好走した松崎咲人(2年)が外れた。前回2区7位の塩沢稀夕、同4区2位の名取燎太、同5区7位の西田壮志の4年生3本柱をはじめ、全日本大学駅伝4区区間賞の石原翔太郎(1年)らは順当にメンバーに名を連ねた。

 全日本大学駅伝(11月)を制し、学生3大駅伝最多の22勝目を挙げた駒大はエースの田沢廉(2年)、準エースの小林歩(4年)に加え、鈴木芽吹ら強力ルーキーがそろい、2008年以来、13年ぶりの箱根路制覇を狙う。

 今季、絶好調の明大は前回5区5位の鈴木聖人(3年)ら主力が順当にメンバー入り。大会史上最長ブランク優勝となる1949年以来、72年ぶりの栄冠を目指す。

 故障のため4日の日本選手権3000メートル障害を欠場した順大の三浦龍司(1年)も無事にエントリー入り。中大・吉居大和、東海大・石原翔太郎、青学大・佐藤一世の「新人四天王」の直接対決があるか、注目される。

 東京国際大は外国人留学生が2人メンバー入り。大会ルールで外国人留学生は登録が2人以内、出走が1人とされている。

 予選会で敗退した大学の選手で編成され、オープン参加する関東学生連合の登録16人は、すでに11月に発表済みで変更はなかった。慶大の杉浦慧(3年)が主将を務める。

 29日に1~10区と補欠6人の登録が行われる。往路(2日)、復路(3日)ともにスタート時間(午前8時)の1時間10分前の午前6時50分に当日変更が可能。ただ、変更は区間登録選手と補欠選手の入れ替えだけで区間登録選手の変更はできない。前回まで交代は4人だったが、今回から6人に拡大された。一日に交代できる枠は4人まで。

 前回の上位2校の登録メンバー16人は以下の通り(名前、学年、出身高校)。

【青学大】

岩見 秀哉(4年)須磨学園

神林 勇太(4年)九州学院

新号 健志(4年)秋田中央

竹石 尚人(4年)鶴崎工

松葉 慶太(4年)浜松日体

吉田 圭太(4年)世羅

飯田 貴之(3年)八千代松陰

高橋 勇輝(3年)長野日大

湯原 慶吾(3年)水戸工業

大沢 佑介(2年)樹徳

近藤 幸太郎(2年)豊川工業

中倉 啓敦(2年)愛知

中村 唯翔(2年)流通経大柏

横田 俊吾(2年)学法石川

脇田幸太朗(2年)新城東

佐藤 一世(1年)八千代松陰

【東海大】

塩澤 稀夕(4年)伊賀白鳳

名取 燎太(4年)佐久長聖

西田 壮志(4年)九州学院

米田 智哉(4年)大阪

市村 朋樹(3年)埼玉栄

田中 康靖(3年)小林

中嶋 貴哉(3年)宮古

長田 駿佑(3年)東海大札幌

本間 敬大(3年)佐久長聖

川上 勇士(2年)市船橋

竹村 拓真(2年)秋田工業

佐藤 俊輔(2年)鶴崎工

浜地進之介(2年)大牟田

石原翔太郎(1年)倉敷

佐伯 陽生(1年)伊賀白鳳

吉井 来斗(1年)西脇工

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