【阪神】韓国KTのロハス獲得決定的 今季47発強打者2年総額6億円規模で日米争奪戦制す

スポーツ報知
阪神タイガース球団旗

 阪神が韓国リーグでMVPを獲得したKTのメル・ロハス・ジュニア外野手(30)を獲得することが9日、決定的となった。今季47本塁打、135打点をマークした両打ちの強打者を巡り日米複数球団が獲得に乗り出していたが、阪神と基本合意に達した模様。米韓報道によると2年総額6億円規模の大型契約で、背番号は24が有力視される。ロッテから自由契約となったチェン・ウェイン投手(35)に続き、16年ぶりのリーグ制覇に向けて投打の柱を手に入れた。

 米韓での果敢な報道が、し烈な争奪戦を物語っていた。日本時間の9日正午過ぎ、MLB公式サイトのモロシ記者が「ロハスが阪神と2年契約を結んだ」とツイート。韓国メディアも直後、ロハスからKTに断りが入ったと伝えた。同日夕に兵庫・西宮市内の球団事務所で取材に応じた阪神・谷本球団本部長は「合意に向けて進んでいるのは事実。努力しているところです」と、獲得交渉が順調に進んでいることを認めた。

 海外メディアによると2年総額6億円規模となる大型補強により、猛虎の弱点は一気に解消される。井上ヘッドコーチは打撃コーチを務めた今季を振り返り「今年は3番に苦労した。21年は1番・近本、4番・大山、3番は誰々というように、1、3、4番を作りたい」と力説。相手投手の左右を問わない両打ちの助っ人が3番に座れば、打線の厚みは格段に増す。リーグ5位のチーム打率(・246)、同4位の得点数(494)と貧打にあえいだ打線の救世主だ。

 攻守のバランスを考えればロハスを外野の一角で起用し、一塁にサンズかマルテを置く布陣が基本となりそうだ。ただ外国人枠を有効活用すれば、助っ人トリオを3人並べる攻撃的オーダーも現実味を帯びる。ロハスは18年には韓国リーグで18盗塁と脚力も備えており、走塁、外野守備も期待できそうだ。

 背番号はKTで背負っていた24が有力視される。チームは日米通算95勝のチェンとも大筋合意に達しており、争奪戦で連勝を飾った格好。16年ぶりのリーグ制覇が視界に入ってきた。

 ◆メル・ロハス・ジュニア(Mel Rojas Jr.)1990年5月24日、米インディアナ州生まれ。30歳。2010年ドラフト3巡目でパイレーツと契約し、16年5月にブレーブスへ移籍。メジャー経験はないが、3A通算259試合で打率2割6分4厘、21本塁打、109打点。17年6月に韓国KTへ移籍。18年から3年連続打率3割&100打点をマークし、今季は47本塁打、135打点で2冠とMVP。17年WBCドミニカ共和国代表。父のメル・ロハスはエクスポズ(現ナショナルズ)などでメジャー通算34勝の投手。188センチ、102キロ。右投両打。

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