【仙台】GKスウォビィク、DFマテ主将が退団へ 

スポーツ報知
仙台・スウォビィク

 J1仙台のGKスウォビィク(29)とDFマテ(32)の退団が濃厚であることが9日分かった。複数の関係者によると、クラブの資金力、両名の年俸の高さなどを総合的に考慮し、来季契約を更新しない方針を固めているという。

 スウォビィクは昨夏加入し、ベルギー移籍の日本代表GKシュミット・ダニエル(28)が抜けた穴を埋めてきた。今季も正GKとして25試合に出場。毎試合の様に飛び出すビッグセーブ、誰よりも大きな声で仲間を鼓舞し、活躍してきた。

 マテは昨季加入し、圧倒的なフィジカルを武器に堅守を見せ、19年シーズンは24試合出場3得点で、Jリーグ優秀選手に選出された。今季は負傷離脱の期間もあったが、16試合に出場し、主将としてチームを引っ張っている。

 クラブは今季約3億の債務超過が見込まれる経営危機。順位も最下位に沈んでいる。今季は降格がないが、来季は4チームが降格する厳しいシーズンとなる。J1残留死守と戦力維持へ厳しいやりくりが求められている。

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