萩野公介「子供に戻ったな、と思います」 200個メで2年ぶりV…取り戻した闘争心に平井伯昌コーチも笑顔

優勝した萩野公介(右)は充実した表情で2位の砂間敬太と握手を交わす
優勝した萩野公介(右)は充実した表情で2位の砂間敬太と握手を交わす

◆競泳 日本選手権 第3日(5日、東京アクアティクスセンター)

 16年リオ五輪金メダリストの萩野公介(ブリヂストン)が、また一歩復活の歩みを進めた。男子200メートル個人メドレー決勝で、1分57秒67で2年ぶりに優勝。400メートル個人メドレーとあわせ、今大会2冠を達成した。

 砂間敬太との一騎打ち。最後の自由形は「平泳ぎで前に出ていたので、この差は絶対に譲らないという気持ちで泳いだ。負けたくない、絶対勝ちたいという気持ちで泳いで勝てたので、タイムよりもそこを喜びたい」と破顔。スタンドに拳を突き上げ、師事する平井伯昌コーチも笑顔で手を振って応じた。

 不調に苦しんできた日本のエース。「負けたくない気持ち」を取り戻し「子供に戻ったな、と思います。勝ち負けを意識して硬くなるんじゃなく、全力出すことから話が始まると思っている。純粋に水泳を楽しむということで、子供に戻ったという表現をしました」と心持ちを明かした。

 来夏の東京五輪へ、参考記録とはいえ派遣標準を破ったのもステップになる。「このタイムじゃ世界とは戦えないけど、自信にはなるし、いいイメージで冬場のトレーニングや来年に向かえるのでうれしい。軸がしっかりして、東京五輪に向けてぶれずに矢印が向いているので、そこが良いと思う」と言葉に力がこもった。

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