渡部建、会見後に噴出した同情論…テレビ復帰どうなる

渡部建
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渡部不倫騒動のこれまて
渡部不倫騒動のこれまて
渡部建の主なレギュラー
渡部建の主なレギュラー

 多目的トイレなどでの複数の女性との不倫騒動で6月から活動を自粛していたお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(48)が3日夜に行った記者会見。渡部は「謝罪をするため」と会見の意味合いを語ったが、腑に落ちない言動が目立った。

 その言葉通り、渡部は確かに「本当に申し訳ありません」と何度も頭を下げた。だが、重ねれば重ねるほど心に響かなかった。なぜなら取材陣が騒動の核心に迫ろうとする度に、この言葉を用いて回答を避けた印象が強いからだ。途中から誰に何を謝っているのかさえ分からなくなり、謝罪の言葉が“逃げ口上”に聞こえてきた。

 例えば、大みそかの日本テレビ系特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の収録に先月参加したと報じられた件について、何度聞かれても「僕の口からは申し上げられない」の一点張り。また多目的トイレを使用した理由を尋ねられると、「僕の身勝手」「バカなことだった」などと論点を外した形で反省の弁を繰り返した。渡部は「謝罪会見」であることを強調したが、早期復帰への強い思いが透けて見えた。

 渡部側としては会見を行わない選択肢もあっただろう。それでも行った。これまでの著名人の謝罪会見を鑑みれば、取材陣から厳しい質問が飛ぶことは所属事務所も織り込み済みだったはず。事情があって明確に答えられなかったとしても、もう少し合点がいく回答をしていたら、会見に100分も要することはなかった。準備不足を露呈した格好だ。

 一方で活動自粛期間に自身の体重が「7、8キロ減った」と明かし、精神科でカウンセリングを受けていたことなど苦境を訴えた渡部。会見後ネット上では、女性リポーターらの質問攻めでフルボッコ状態となった姿に「ここまでやる必要があるのか」などと同情論が飛び出した。タレントらからもそうした声が噴出。4日放送のテレビ番組に出演した女優も「集団いじめみたい」と批判した。

 ただ今回、司会者が取り仕切り記者と正対した形で行う「会見方式」でなく、司会者なしで多くのリポーターや記者らに囲まれ近くから質問される「囲み方式」を選んだのは渡部側という。であれば、このような“火だるま”になる展開も予測できたはずだ。

 そもそもコロナ禍での囲み会見に違和感を覚えたが、矢継ぎ早の質問に必死になって答える様子や答えられずに苦しむ“かわいそうな”姿をより印象付けられる舞台ともなった。実際、会見前までほとんど聞かれなかった同情論が出てきたのは、渡部にとって大きな成果ともいえるのではないか。

 会見は生中継したインターネットテレビ局「ABEMA」で総視聴数403万を記録するなど多くの注目を集めたが、地上波テレビ各局は静観の構えだ。渡部の復帰計画は白紙になったとの見方もあるが、同情論の高まり次第ではどう転ぶか分からなくなってきた。まずは年末特番の行方を注視したい。(記者コラム 江畑 康二郎)

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