箱根駅伝の当日変更が4人から6人に…主力全員の補欠登録を予測する監督も

今年の箱根駅伝で1区を走る各校選手ら
今年の箱根駅伝で1区を走る各校選手ら

 箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)は1日、第97回大会(来年1月2、3日)から当日変更できる選手を従来の4人から6人に拡大することを発表した。1日で変更できる選手は4人まで。コロナ禍の中、行われる今大会に向け、より安全な運営を行うため、慎重に議論した結果、新しいルールが決まり、第98回大会以降も同様のルールが適用される。

 箱根駅伝の選手登録は10日に各チームが16選手を登録し、29日に1~10区と補欠6人の区間登録を行う。1月2日の往路、同3日の復路ともにスタート時間(午前8時)の1時間10分前まで当日変更が可能。ただ、変更は区間登録選手と補欠登録選手の入れ替えだけで区間登録選手同士の変更はできない。

 エース級の選手を補欠登録で温存し、他校の区間配置を見極めた上で大会当日に勝負区間に投入する「戦術的」な変更も認められている。当日変更が4人以内だった前回、21チーム中5校が上限の4人を変更した。1チーム平均では2・95人。「当日変更が6人になったことで各チーム平均すると5人は入れ替えるのでは。主力全員を補欠登録するチームもあるでしょう」と、ある監督は10区間のうち半分ほどで当日変更が行われると予測する。

 当日変更の拡大は、より安全な大会運営を行うことを一番の目的としているが、同時に当日変更で出番がなくなる選手が増えることも意味する。1月2、3日の早朝、スタートする前から生まれる悲喜こもごものドラマも箱根駅伝の魅力、醍醐(だいご)味のひとつとなっている。

 ◆TV観戦お願い

 〇…関東学連は1日、第97回大会に向けて、新型コロナウイルス感染防止対策として「応援に関するお願い」を発表。「沿道で応援していただく皆様に箱根駅伝は育てられてきました。これからも末永く愛される箱根駅伝でありたいと思っております。是非とも応援マナーにご協力をお願いします」「第97回大会はコース沿道での応援、観戦はお控えください。テレビなどでの応援、観戦をお願いします」などと駅伝ファンに呼びかけた。

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