巨人から育成ドラフト1位指名を受けた米子東高の岡本大翔内野手(18)が1日、超ビッグな夢を明かした。「まずは支配下契約。将来いつか岡本(和真)選手とクリーンアップを組めたらうれしいなと思います」。武器の長打力を生かし1軍の舞台で本家・岡本と最強コンビを目指す。
本職は遊撃手で「ファンの方も楽しみにしてくれていると思うので、そこも夢ではあります」とサード和真と三遊間を結成することも楽しみにしている。190センチ、92キロの岡本大と185センチ、96キロの和真の“W岡本”の並びが近い将来みられるかもしれない。
この日は、米子市内のホテルで仮契約を結び、支度金300万円、年俸360万円(金額は推定)。背番号は「025」に決まり、阿部2軍監督を含めた球団の「岡本和真を手本に、追いつけ、追い越せ」という熱い思いが込められた。
名前は「大翔」と書いて「ひろと」と読むが、「たいしょう」と間違えて呼ばれることも多々。偶然か必然か…。岡本和真の愛称は、2代目・若大将。「なれたら、うれしいです」とはにかみながら、3代目・若大将継承の夢を付け加えた。(小林 圭太)
◆岡本 大翔(おかもと・ひろと)2002年9月12日、鳥取・西伯郡生まれ。18歳。小1から軟式野球を始め、岸本中では米子ボーイズに所属。米子東高では1年春から一塁手でレギュラー、同年秋から遊撃手。高校通算26本塁打。家族は両親、弟、妹。190センチ、92キロ。右投右打。