【無良崇人の目】鍵山優真は五輪メダリストと勝負できる

表彰式を終え、トロフィーを手に笑顔の優勝した鍵山優真(代表撮影)
表彰式を終え、トロフィーを手に笑顔の優勝した鍵山優真(代表撮影)

◆フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ 第6戦 NHK杯 ◆最終日(28日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 鍵山選手は五輪メダリストとも勝負できる、かなり高いレベルにあります。ルッツ―ループの連続3回転で後半のジャンプが1回転になってしまった以外は、どのジャンプも加点がつく内容でした。

 終盤でもスピードが落ちず、スピンの回転も速い。ジャンプだけでなくトータルバランスに優れた滑りができ、その持ち味は伸びやかなスケーティングです。トランジション(技と技の間のつなぎ)でステップを踏みながら滑ってもスピードが落ちにくく、演技構成点で高い評価を得られます。より難度の高い4回転ルッツを外した構成でも技術点の加点で相殺できているのは、レベルの高さの表れといえます。

 鍵山選手から自信が湧いているのがすごく伝わり、五輪王者の羽生結弦選手、銀メダルの宇野昌磨選手らがエントリーした全日本選手権がすごく楽しみ。この勢いで22年北京五輪のプレシーズンでいいアピールができると思います。(14年四大陸選手権優勝)

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