鍵山優真、GP初出場V 参考記録も世界歴代5位…父からの言葉「常にチャレンジャー」を胸に攻め続けた

表彰式を終え、拍手に応える鍵山優真(代表撮影)
表彰式を終え、拍手に応える鍵山優真(代表撮影)

◆フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ 第6戦 NHK杯 ◆最終日(28日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 鍵山は、金色に輝くメダルをじっと見つめた。「どっちが裏か表か分からなくて」。初めてのGPシリーズで初優勝を遂げ、初々しい姿で照れ笑い。「素直にうれしい。メダルをかけたときに実感が湧いてうれしくなった」と喜んだ。

 冒頭の4回転サルコーはGOE(出来栄え点)4・07点を引き出す美しさで本人も「本当ですか?」と驚きの出来。4回転―3回転の連続トウループ、単発の4回転トウループも完璧に決め、繊細で美しい映画「アバター」を演じ切った。

 今季フリーは「ロード・オブ・ザ・リング」だったが、10月の関東選手権後に変更した。初披露となった11月上旬の東日本選手権では3本のジャンプで転倒し、人目もはばからず泣いた。自身への“リベンジ”の思いと、五輪2度出場でコーチの父・正和さんの「常にチャレンジャーだから」の言葉を胸に、攻めの姿勢で圧倒的強さを見せつけた。

 次の大きな目標は昨年、ジュニアながら3位に入った全日本。五輪連覇の羽生結弦(ANA)、五輪メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)と「対等に戦えるように頑張りたい。五輪でトップで戦うためには全日本でもトップで戦わないといけない」。鍵山の目指す場所はまだまだ高みにある。(小林 玲花)

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