巨人4位の伊藤優輔、最速更新156キロもサヨナラ負け…東京ドームは「すごく投げやすかった」

7回からENEOSの3番手で登板する伊藤優輔
7回からENEOSの3番手で登板する伊藤優輔

◆第91回都市対抗野球大会▽2回戦 ホンダ3X―2ENEOS=延長10回タイブレーク=(28日・東京ドーム)

 巨人からドラフト4位で指名されたENEOS(横浜市)の伊藤優輔投手(23)=三菱パワーから補強=が、最後に力尽きた。同点の7回から登板。自己最速を3キロ更新する156キロを計測したが、タイブレークで1点を勝ち越した直後の10回に逆転サヨナラ打を浴びた。勝ったホンダ(狭山市)は優勝した09年以来、11年ぶりの8強入り。NTT西日本(大阪市)は2年連続の8強入りを決めた。

 自身初の東京Dで、伊藤優が球場をどよめかせた。同点の7回から登板し、2死をとった後の千野への6球目。外角低めに外れてボールとなったが、これが自己最速を3キロ更新する156キロをマーク。「ストレートも走っていたし、自信を持って投げられた。球速は肩書についてまわるものなので、最速を大舞台で更新できてすごく良かった」とうなずいた。

 来季から本拠地となるマウンドで、力強く大きな一歩を踏み出した。「すごく投げやすかった」と話し、常時150キロを超える直球を軸に力で押した。7、8回のピンチをしのぐなど、9回まで無失点。しかし、タイブレークで1点を勝ち越した直後の10回1死満塁。井上に逆転サヨナラ打を許し「外しにいったのが中に高く入ってしまった。一番失投してはいけない場面でそれが出たことが悔しい」と肩を落としたが、3回0/3を3安打2奪三振2四球2失点(自責0)と力投した。

 都立小山台高出身で、同校初のプロ野球選手となった“都立の星”。補強選手として迎えてくれたエネオスに感謝を述べ、「プロで活躍して、自チーム(三菱パワー)の選手にもエネオスの方々にも活躍している姿を見てもらいたい」と力を込めた。この悔しさを、プロでの飛躍の糧とする。

 ◆伊藤 優輔(いとう・ゆうすけ)1997年1月14日、東京都生まれ。23歳。小学3年から野球を始め、小山台高3年春に21世紀枠で甲子園に出場(初戦敗退)。中大では1年春から登板。三菱パワーでは社会人日本選手権8強。178センチ、82キロ。右投右打。

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