つくば市内のホテルで仮契約を結んだ筑波大の奈良木陸投手
巨人から育成9位指名を受けた首都大学リーグ1部・筑波大の奈良木陸投手(22)が28日、仮契約を結んだ。背番号は「017」に決まり「1年目から支配下を取って、1軍で1試合でも多く投げたい」と気合をみなぎらせた。
大学では理工学群社会工学類に在籍し、卒論のテーマは「マッチングを利用したドラフト会議の研究」という秀才。幼少期から得意科目は「数学」だった。プロ入り後もデータを駆使し、「打たれない真っすぐを投げたい」。頭脳を野球に生かし、最速151キロの速球をさらに磨く。