【日本ハム】吉田輝星「来年につながる」手応え6回2失点

6回2失点と好投した日本ハム吉田輝
6回2失点と好投した日本ハム吉田輝

◆みやざきフェニックス・リーグ 中日3―5日本ハム(27日、SOKKEN)

 日本ハムの吉田輝星投手(19)が27日、みやざきフェニックス・リーグの中日戦に先発。侍ジャパン・稲葉篤紀監督(48)が指揮を執る前で、今季の実戦最終登板に臨み6回2失点で勝利投手となった。持ち味の直球が走らない中でも巧みに変化球を交えて先発投手の役割を果たし、3年目を迎える来季へつながる投球を披露。稲葉監督も「非常に将来性を感じる素晴らしい投手」と期待を寄せた。

 日に焼けた輝星の表情には、来季への手応えがにじんでいた。今季最後の実戦登板は6回2失点と粘投。「(野球ゲームの)パワプロくんで言えば紫(の状態)ですね。一番最悪なやつ」と持ち味の直球が走らない中での投球だったが、スライダーやカーブを交えて試合を組み立てた。初回、4回にそれぞれ適時打で失点したが、先発の役目を果たし「調子が悪くてもゲームが作れた。そういう面では良かったと思います」と振り返った。

 今季は5試合に登板したが、0勝2敗、防御率8・41でプロ2勝目はつかめなかった。宮崎では、今季生まれた課題に向き合う日々を過ごした。あえてスライダーを封印してカーブを有効に使うための配球を試したり、直球の状態が悪い日の投球の組み立てにも取り組み「来年につながると思う」と手応えが残った。

 侍ジャパンの稲葉監督が指揮を執る中での登板。侍指揮官は「非常に手元の伸びもあるし、回を追うごとにいいバランスでいい球を投げていた。球数を投げる体力もあるし、非常に将来性を感じる素晴らしい投手だなとあらためて思った」と評価。高校時代に日本代表経験のある右腕も「あのユニホームは僕の時から変わっていない。あのユニホームを着てプロの舞台でやってみたい。ますます頑張ろうと思った」と大きな刺激を受けた様子だった。

 同級生の中日・根尾を2打数無安打に封じるなど、確かな成長を描きながら来季で3年目を迎える。先発ローテーション入りを目指して、カットボールやスプリット系の小さく鋭い変化球を磨いていく。「そういう球をいつでも投げられるような準備をしておけばいい。来年までには仕上げたい」。短いオフ期間に、自分を磨き上げていく。(小島 和之)

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