阪神・矢野燿大監督(51)は27日、サンテレビの「熱血タイガース党」に生出演し、改めて打倒・巨人への思いを口にした。今季も伝統の一戦で8勝16敗とダブルスコアを食らい、9年連続で負け越した。「ジャイアンツに勝たないと上にはいけないんで。今年も意識して戦ったんですけど、もっともっと意識してやっていきます」と決意を新たにした。
チームは2位に躍進したものの、首位・巨人には7・5ゲーム差と直接対決の成績が大きく響いた。「球際に全て感じましたね。守備でも打撃でもそういう部分で、ジャイアンツは球際に強かったんで。うちは球際に弱かったんで。あとは向こうの先発投手が打ち崩せなかった。追いかける展開、苦しい状況でいくことが多かった。勝つにはそこらへんが大きな課題があるなと思いましたけど」と分析していた。