EXILE NAOTO、デビュー10周年の三代目JSBは「自分の人生で誇れる財産」…インタビュー完全版〈2〉

スポーツ報知
NAOTO

 三代目J SOUL BROTHERSのリーダーでEXILEにも所属する、NAOTO(37)が主演する映画「フード・ラック!食運」が公開中だ。ダチョウ倶楽部・寺門ジモン(58)の初監督作品に「失礼ながら台本を読んだ時、ジモンさんがあんなステキな本を書かれるとは…」と面食らったそうだ。今年、三代目JSBがデビュー10周年、EXILEが結成20年の節目の年を迎え「三代目には自分の誇れる財産と思い出をもらった」と目を細めるが、EXILEのボーカル、ATSUSHI(40)の勇退には沈痛な面持ちに。「危機感はあるが、EXILEは常に変化を進化させるのを実証してきた。今度は自分たちが実証する番だと思っている」。EXILE魂の継承、飛躍を力強く語った。(ペン・国分 敦、カメラ・頓所 美代子)=紙面未収録インタビューを加えた完全版 〈1〉より続く=

 LDHと出会ったのは、先輩ダンサーの紹介がきっかけだった。

 「入り口はTAKAHIRO君がEXILEに加入したボーカル・バトルの最終審査に残っていたWARNER(ワーナー)さんという方なんです。今もいろんなアーティストの振り付けをなさっていますが、歌もうまくて。すごいお世話になっていて『俺、LDHのオーディション受けているんだよ。こういう世界があるよ』って紹介されたんです。当時の自分はバックダンサーや振り付けとかけっこう仕事に恵まれていて、ある程度ダンスで食べられていましたが『これの限界ってどうなのか』という壁にぶち当たりそうな手前にいた気がします。で、ビデオを送らせてもらったり、所属ではないけど“LDHの会”に顔を出させてもらったりとかしていました。友達も知り合いもあまりいなくて、最初は『ちょこちょこいるヤツ』みたいな感じでした」

 LDHに出入りして運が開けてきた。2007年に小林直己と二代目JSBへ加入することになった。

 「当時の二代目はEXILEのEVOLUTIONツアーを回っていて、ネスミス、ショーキチ、ケンチ、テツヤ、ケイジの5人でやっていて、それを僕と(小林)直己はステージ下でみていました。で、とある日にHIROさんに事務所に呼ばれてメンバーへの誘いを受け『是非やらせていただきたいです』っていうのが始まりです。5人は僕らが入る1年ぐらい前に二代目として活動して、それより前もみんな頑張って、やっと二代目にたどり着いたと思ったら、新メンバーが入ってきて…。まあ、どういうお気持ちだったかは分かりませんが『突然出てきたやつが…』ってのがあったかもしれませんよ(笑い)。あの頃、先輩たちのいうことがすべてだったので、めちゃくちゃ教えてもらったんですよ。今でこそ仲良くさせてもらっていますが、当時は本当に分かっていなくて、LDHのルールとかEXILEの魂とかJSBの思いとかを。そういう所は5人の言葉でも行動から伝わってきて、それを感じ取る毎日でしたね。三代目ができた時はそういった思いを伝えていくのが役目だと思っていました」

 HIROから小林直己と共に三代目JSBのリーダーの指名を受け、パフォーマー探しからスタート。ボーカルはオーディションで今市隆二、登坂広臣が選ばれてグループが立ち上がった。

 「メンバー探しでは直己とEXPGだったり、知り合いのダンサーとかを回りましたが『こういったグループにしたい』でなく『今、絶対に誘いたい人』をイメージしていました。これって運命とかタイミングだと思いますよ。三代目ができるのが1年早かったり遅かったりでも変わってくるし、あのタイミングでは『こいつしかいない』というヤツばかりだった。ボーカルも年齢だったりタイミングもありますが、自分たちと一緒にパフォーマンスする画(え)があの2人に見えたのが決め手です。でも、オーディション最終審査にはすてきな人たちが残っていましたね~。(数原)龍友や(片寄)涼太はなるべくしてジェネレーションズになったと思います。龍友らには僕らとは違うパフォーマーがハマる。それがジェネの5人だったということでしょう」

 10年に三代目JSBがデビューし、今年で10周年を迎えた。

 「今思うと、(ラゾーナ)川崎のデビューイベントであれだけ人が集まるなんてね。自分たちも信じられなかったし、本当に。初めてのイベントで、誰一人として実感湧いていなかったですよ。あれからずっとがむしゃらにというか、ずっと前だけ見て頑張ってきたので、気づいたら10年と言うのが本音ですね。10年を目指してやってきたワケじゃないし、たまたま後ろを振り返ったらたまたま10年たっていた感じです。でも振り返ってみたら自分の人生で誇れる財産、思い出があった。いい仲間と出会えたと思っています」

 ―リーダーとしての10年はどうだった。

 「力入っていたかなと思います、やっぱり。かなり無理してリーダーというのを演じているような所はあったかな。僕らも二代目の5人から教えられていたし、後輩や新しく入って来た人たちにどうにかしてEXILE魂やLDHの気持ちを伝えていくのは責任でもあったので、そこは無理してやっていたかな~。まだ自分がそこまで追いついていないのに、背伸びしてリーダーをやらなきゃという所で妙に力が入っていた気がします」

 よくボーカルとパフォーマーには壁があるといわれるが、三代目JSBに限ってはそれは感じられない。

 「壁ないかもしれないですね。やっぱり、人に恵まれたんでしょう。そういう(ボーカル)2人だったなって。HIROさんがいろんな苦労をしていたのも聞いていたし、ボーカルに気を使って特別にしてあげる部分と、むしろぐっと距離を詰める部分。そのバランスはすごく気をつけたつもりで、立てる部分と立て過ぎちゃいけない部分があるんですよ。ただボーカルの2人が優しいのは間違いない。あの2人、そんな擦れずに、今までよくいてくれたなと思います」=〈3〉に続く=

 ◆EXILE NAOTO(えぐざいる・なおと)1983年8月30日、埼玉県出身。37歳。高校からダンスを始め、卒業後に米国LAにダンス留学。バックダンサーや振り付け業を経て、2007年二代目J SOUL BROTHERSに加入。09年にEXILEのパフォーマーに。10年の三代目J SOUL BROTHERSのリーダーを小林直己と共に兼任。15年にファッションブランド「STUDIO SEVEN」を設立。17年、LDH apparelの取締役に就任。今年2月にYouTubeチャンネル「HONEST TV」を開設。身長170センチ、血液型B。

インタビュー完全版〈1〉…寺門ジモンの初監督映画に主演「素敵な本」で面食らった

インタビュー完全版〈3〉…ATSUSHIの勇退で新しい形…再び変化を進化に

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