ヤクルトが来季の新外国人としてアストロズのサイ・スニード投手(28)の獲得を目指していることが26日、わかった。球団幹部が「調査はしています。もう最終ステージ。全般的にうまく進んでいる」と明かした。
先発候補右腕のスニードは19年にメジャー初昇格。通算成績は0勝4敗、防御率5・59ながら、奪三振率は10・24。18年は傘下の3Aフレズノで10勝、昨季は3Aラウンドロックで7勝を挙げた。150キロを超える速球にカットボール、スライダー、カーブ、チェンジアップを操る。ニックネームはひげのキャラクターから「ユーコン・コーネリアス」。
すでに、スアレスとマクガフの残留が決定。野手では獲得を目指す前パイレーツ内野手のオズナと基本合意に達している。
◆Cy Sneed(サイ・スニード)1992年10月1日、米国出身。28歳。ツインフォールズ高時代の11年にレンジャーズの35巡目指名(全体1074番目)を受けたが契約せず、ダラスバプテスト大時代の14年にブルワーズの3巡目指名(全体85番目)で入団。15年オフにアストロズに交換トレードで移籍した。今季は18登板で0勝3敗、防御率5・71。兄のゼブも米球界でプレーしていた。193センチ、96キロ。右投右打。