◆SMBC 日本シリーズ2020第4戦 ソフトバンク4―1巨人(25日・福岡ペイペイドーム)
今季、大ブレイクした栗原が最高殊勲選手に輝いた。「最高の気分です。クライマックスシリーズで打てなかった(5打数無安打)ので、日本シリーズでは何とか打ちたいなと思って臨みました」と、お立ち台で笑顔を見せた。
初戦の1打席目に菅野から先制2ランを放つなど3安打4打点でチームを勢いづけた。2戦目もシリーズタイの4安打をマーク。3、4戦目こそ無安打に終わったが、通算14打数7安打4打点の打率5割と大活躍した。仲間から祝福され「(賞金で)先輩方に少しでもご飯をおごってあげようかな、という感じです。(師匠の中村)晃さんには何か買ってあげたいなと思います」と笑わせた。
年俸1000万円のプロ6年目は、レギュラーシーズンでも柳田に次ぐ17本塁打、73打点を記録。独り舞台の最後は、試合前の円陣でも繰り返している「みなさんに元気を、5倍、10倍、100倍、元気100倍アンパンマン!」の“お家芸”で締めていた。
◆日本シリーズ表彰選手
▽最高殊勲選手 栗原(ソフトバンク)
▽優秀選手 ムーア、柳田、中村晃(以上ソフトバンク)
▽敢闘選手 戸郷(巨人)