【ヤクルト】ドラ2山野太一、ドラ4元山飛優の東北福祉大コンビが「叙々苑」で仮契約

スポーツ報知
叙々苑からのサプライズ「ヤクルトプレート」を手に笑顔の山野(右)と元山(カメラ・小山内 彩希)

 ヤクルトにドラフト2位で指名された東北福祉大の山野太一投手と4位指名を受けた同大の元山飛優内野手(ともに21)が24日、仙台市内の高級焼き肉店「叙々苑」で仮契約を結んだ。山野は契約金7000万円で年俸1100万円、元山は契約金4000万円の年俸750万円(いずれも推定)。背番号は山野が「21」、元山は「6」となることも発表された。ふたりは「憧れの背番号」をつけ、ヤクルトの顔となる意欲を示した。

 ドラ2の山野は「背番号21」、ドラ4の元山は「背番号6」と発表され、表情がいっそう引き締まった。「大学NO1遊撃手」の呼び声高い元山が「これからは仕事として野球をやっていく意識に変わった」と話せば、4年間で公式戦無敗の150キロ左腕・山野は「今まで以上に見られる意識を持ってやっていきたい」と覚悟を口にした。

 二人にとって憧れの背番号だった。仮契約の2日前に「背番号6」の用意を知った元山は「マジか」と驚がく。ヤクルトの6番といえば、ゴールデングラブ賞を10度受賞し五輪日本代表で2度主将も務めた宮本慎也(1995~2013年)、水谷新太郎(79~90年)らがつけた番号。14年以降は空き番となっていたが、8年ぶりに“復活”することとなった。

 宮本氏と同じ大阪出身で、生駒ボーイズや佐久長聖高時代は宮本氏の先輩・後輩にあたる指揮官らに指導を受けた元山は、「子どもの頃からテレビで見ていた。背番号6は宮本さんであり、元山でもあると言われるよう頑張りたい」。12年には2000本安打も達成した大先輩の「6」をつけ、中学からの夢である「世界一のショートストップ」へ駆け上がる。

 21番を手にした山野は、「今までつけたことがない番号だったのでうれしい」と笑顔。喜ぶ理由は他にもあった。「ソフトバンクの和田(毅)さんやDeNAの今永(昇太)さんなど、いい投手がつける背番号だと思っていた」。実は山野が憧れる投手、ソフトバンクの工藤公康監督(57)も95、96年に背負っており、21番は山野のヒーローだった。ヤクルトでは吉井理人(96、97年)、渡辺久信(98年)、伊藤智仁(99~03年)ら名だたる投手がつけた21番で、「長く1軍で活躍できる投手になりたい。1年目から新人王を狙っていく」と決意を語った。

 ヤクルトは今季、2年連続でリーグ最下位。橿渕聡スカウトグループデスク(46)は、「投手陣の再建とセンターラインの固定」を浮上の鍵に挙げた。日本一になった18年を含め大学4年間は中心選手だった両輪が、背番号からもかけられる期待に応える選手へ成長していく。(小山内 彩希)

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