【ソフトバンク】甲斐弾!グラ弾!デスパ満弾!日本シリーズ10連勝 パ初シリーズ4連覇へ前進

7回1死、デスパイネが右中間へ満塁本塁打を放つ
7回1死、デスパイネが右中間へ満塁本塁打を放つ
7回1死、デスパイネが右中間へ満塁本塁打を放ち、栗原(中央左)らとポーズを決める(カメラ・相川 和寛)
7回1死、デスパイネが右中間へ満塁本塁打を放ち、栗原(中央左)らとポーズを決める(カメラ・相川 和寛)
3回無死一塁、グラシアルが左中間へ2ランを放つ(捕手・大城)
3回無死一塁、グラシアルが左中間へ2ランを放つ(捕手・大城)
2回1死、甲斐が中越えにソロ本塁打を放つ
2回1死、甲斐が中越えにソロ本塁打を放つ

◆SMBC 日本シリーズ2020第2戦 巨人2―13ソフトバンク(22日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが日本シリーズ球団タイ記録、歴代3位タイの13得点で快勝した。2回に甲斐のソロ、3回にグラシアルの2ランと効果的に中押しし、7回1死満塁からはデスパイネに球団史上初の満塁弾が飛び出した。日本シリーズ10連勝、ポストシーズン14連勝と破竹の勢いのタカが、4年連続日本一へ快進撃を続ける。

 ボールをしばく強烈な破壊音が響いた。デスパイネは確信を持って、打席から着弾点を見つめた。G党を絶望のふちに追い込むアーチが、右翼スタンドで弾んだ。7回1死満塁、鍵谷の146キロの直球を捉えた。「完璧に捉えられた。打った瞬間、入ると思ったよ」。球団史上初、日本シリーズ21人目のグランドスラムで、シリーズタイ記録の6打点。「あのチャンスで最高の結果になった。(打点)記録とは知らなかったが、素直にうれしい」と大暴れした助っ人大砲が胸を張った。

 このポストシーズンにかけてきた。新型コロナ感染拡大の影響で、キューバからの再来日が7月下旬まで遅れた。8月21日に1軍に昇格したものの、両膝痛の影響で2度抹消され、25試合出場で打率2割2分4厘、6本塁打、12打点と不本意な成績に終わった。「シーズンで貢献できなかった分、日本シリーズで爆発させたい。自分のすべてをここで出したい」と力を振り絞る覚悟だ。

 序盤から圧倒した。初回に柳田の先制二塁打などで3点を奪うと、2回には甲斐が左中間スタンドへシリーズ16試合目で“第1号”。「しっかり芯で打つことができた」。今季から野村克也氏(享年84)の背番号「19」を受け継いだ正捕手がバットでも貢献。チームの9番打者では1953年の木塚忠助以来、67年ぶりにシリーズでアーチを描いた。3回無死一塁では、戸郷からグラシアルが左中間へ弾丸ライナーで突き刺した。18年MVPの甲斐、19年のMVPの助っ人に、デスパイネも続く3発で、シリーズ球団タイ、歴代3位タイの13得点の快勝だ。

 巨人を粉砕し、連勝発進。シリーズの連勝を10、ポストシーズンの連勝を14に伸ばした。23日の移動日を挟み、同一球場14連勝のシリーズ記録を更新中の無双の本拠地・ペイペイDに帰る。「初回からしっかり得点できた。みんなが、つなげる野球をやってくれた。福岡に戻って、また新たな気持ちをもって第3戦を戦っていきたい」と工藤監督に慢心はない。このままV9巨人以来、2チーム目、パ初のシリーズ4連覇へ突き進む。(戸田 和彦)

試合詳細
7回1死、デスパイネが右中間へ満塁本塁打を放つ
7回1死、デスパイネが右中間へ満塁本塁打を放ち、栗原(中央左)らとポーズを決める(カメラ・相川 和寛)
3回無死一塁、グラシアルが左中間へ2ランを放つ(捕手・大城)
2回1死、甲斐が中越えにソロ本塁打を放つ
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