【浦和】採点&寸評 槙野弾で先制もゴール前で踏ん張れず連続失点 今季初の逆転負け

スポーツ報知
11月22日、浦和−G大阪戦の浦和スタメン

◆明治安田生命J1リーグ▽第28節 浦和1―2G大阪(22日・埼玉)

 浦和はホームでG大阪に1―2で敗れた。後半17分に右CKからDF山中、デンとパスをつなぎ、最後はDF槙野が右足で先制ゴールを決めたが、同21分と36分に連続失点。今季初の逆転負けを喫した。残り4試合。目標に掲げる来季ACL出場(3位以内)に向け、痛すぎる1敗となった。

 採点と寸評は以下の通り。

大槻毅監督【5・0】チャンスは作ったが、起用したFW4人が無得点。前節から中3日で先発変更は2人のみで、選手の消耗ぶりも垣間見えた

GK西川周作【5・5】ゴール前で守備陣がふんばれず、防ぐのは困難な2失点。それ以外は好セーブもあり、大崩れしなかった

DF槙野智章【6・0】CKの流れからゴール前に詰めて先制、正確なロングパスと攻撃で存在感。パトリックとの競り合いでクリアが小さくなり、同点弾を奪われた

DF山中亮輔【6・0】ショートCKから意表突くクロスで先制弾をお膳立て。背後を狙われる場面が多かったが、守備は及第点だった

DFトーマスデン【5・5】丁寧にクロスを折り返し、先制点をアシスト。2失点目はCKからゾーン守備の間を突かれ、防ぎきれなかった

DF橋岡大樹【5・5】CKをはじき返せず、勝ち越し点を献上。攻撃では右サイドでマルティノスと好連携で好機作った

MF長沢和輝【6・5】強烈ミドルは惜しくもバー直撃。激しいプレスでボール奪取、相手をはがしてスルーパスと際だった

MF青木拓矢【6・0】チーム最長11・9キロを走破。最終ラインでビルドアップ、前線へ攻撃参加と広範囲に動き、攻守のバランスを取った

MFマルティノス【5・5】ドリブル、鋭いクロスとキレキレだが、個人技に走って好機をモノにできない場面もあった

MF汰木康也【5・5】カウンター時に味方との連携が合わず好機を逸した。動きはキレていただけに、もったいなかった

FWレオナルド【6・0】11試合ぶり先発。興梠への絶妙なスルーパスなどチャンスメイク。後半11分の強烈シュートは左ポストにはじかれた

FW興梠慎三【6・0】鋭い抜け出しから決定機を作ったが、GKに阻まれ無得点。12戦ぶりに同時先発したレオナルドとの連携は息ピッタリだった

FW杉本健勇【5・5】後半25分IN。カウンター、前線の守備と猛烈ダッシュでファイト。終了間際に最大の決定機を決めきれなかった

DF武藤雄樹【5・5】後半25分IN。背後を取る動き、中盤に下りてリンクマンぶりは発揮したが、シュート0本に終わった

DF宇賀神友弥【5・0】後半34分IN。前線への縦パスは味方と合わず。スコアを動かす原動力にはなれなかった

MFエベルトン【―】後半40分IN。出場時間短く、採点なし

MF武富孝介【―】後半40分IN。出場時間短く、採点なし

 ※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ

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