【ソフトバンク】育成出身・石川柊太シリーズ無傷4勝「強い気持ちで投げた」…南海・杉浦忠に並んだ

力投するソフトバンク先発の石川
力投するソフトバンク先発の石川

◆SMBC 日本シリーズ2020第2戦 巨人2―13ソフトバンク(22日・京セラドーム大阪)

 重要任務を全うし、石川が緊張の糸を解いた。「千賀がいい流れを作ってくれた。それに乗っていくという、強い気持ちで投げました」。エースからバトンを受けた2戦目に、CSを含め、ポストシーズン初先発。5回1/3を2失点で名も残した。

 前身の南海・杉浦忠に並び、球団2位のシリーズ4勝目となった。3回までに6点の援護をもらい、軽快にアウトを積み重ねた。スライダー、フォークは150キロの直球と同じ軌道から変化。代名詞のパワーカーブも有効だった。「完封を狙うぐらいの滑り出しだった。そこら辺は悔しい」。今季は最多勝(11勝)と最高勝率(7割8分6厘)で初の個人タイトル。勝って反省するのは成長の証しだ。

 創価大では1年先輩のヤクルト・小川を目標に、トルネード投法だった。入団時は育成選手。3年目に支配下登録を勝ち取り、同じ背番号29で先発の軸へ飛躍した。今月6日には中日・吉見の引退試合を現地で観戦。同じ自主トレを過ごした先輩の偉大さを肌で感じた。

 昨季までは全てリリーフでの勝利だが、CS10試合で4勝。日本シリーズも7試合で4勝と、ポストシーズンは無傷8連勝だ。パ初の4年連続日本一へあと2勝。不思議と負けない男が、ホークスをさらに好転させた。(長田 亨)

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