【巨人】ウィーラー、日本シリーズ初アーチ 2連敗もかすかな光「つなぐことだけ考えた」…日本Sチーム全打点 

5回1死一塁、ウィーラーは右越えに2ランを放つ(一塁手・中村晃=カメラ・竜田 卓)
5回1死一塁、ウィーラーは右越えに2ランを放つ(一塁手・中村晃=カメラ・竜田 卓)

◆SMBC 日本シリーズ2020第2戦 巨人2―13ソフトバンク(22日・京セラドーム大阪)

 静まり返っていた京セラDに、ようやく快音がこだました。打球が右翼フェンスを越えると、ウィーラーは小さくガッツポーズした。「つなぐことだけ考えて打席に入りました」。7点を追う5回1死一塁。石川の外角低め144キロに両腕を伸ばし、最後は左腕だけで振り抜いた。日本シリーズ初アーチとなる2ラン。元気印の一発で、硬かった巨人ナインの表情もわずかに和らいだ。

 王者相手に、全くひるむ様子はない。21日の第1戦ではチーム初安打となる左前打で先陣を切り、0―5の9回には左犠飛を放って一矢報いた。守備でも左翼からの好返球で相手走者の生還を阻止。敗戦の中、ウィーラーの存在感は際立っていた。一夜明けたこの日も、試合前のフリー打撃では右へ左へサク越えを連発。昨季は石川との対戦がなかったが、18年は10打数4安打(1本塁打)。相性の良さは健在だった。

 15年から今季途中までパ・リーグの楽天でプレーし、ソフトバンクの強さは熟知している。メジャー時代にはヤンキースでプレーした経験もあり、レベルの高い野球を肌で感じてきたウィーラーだが、巨人に加入した直後には「みんな自信にあふれている。それと同時に、リラックスした雰囲気も流れている」と印象を語っていた。4年連続日本一を狙うソフトバンクの強さを見せつけられた2試合だったが、互角にやり合えるだけの力は秘めているはずだ。(尾形 圭亮)

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