日本郵政、大会新で連覇 5区の東京五輪女子マラソン代表・鈴木亜由子が逆転「いいペースで入れました」…全日本実業団対抗女子駅伝

2連覇のゴールテープを切る日本郵政グループのアンカー・大西ひかり
2連覇のゴールテープを切る日本郵政グループのアンカー・大西ひかり

◆陸上 全日本実業団対抗女子駅伝(22日、宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台=6区間42・195キロ)

 日本郵政グループが2時間13分34秒の大会新記録で制し、チーム初の2連覇を果たした。5000メートル日本歴代3位の広中璃梨佳(19)が2年連続1区区間賞と最高のスタート。3区でハーフマラソン日本記録保持者・新谷仁美(32)=積水化学=に逆転されるも、5区を担った東京五輪女子マラソン代表の鈴木亜由子(29)が55秒差を逆転して奪首。エースの走りで勝負を決め、3度目の頂点に立った。

 エースの役割を果たした。自身初の5区を走った鈴木は「暖かかったので、最初から体が動いていいペースで入れました」と序盤から積極的な走り。トップの森智香子(積水化学)から55秒差の2位でタスキを受け、1キロごとに約5秒ずつ差を詰めた。7・5キロ付近で森を捉えると、一気に抜き去り、区間賞の快走で最終6区へ笑顔でつないだ。

 10月末にでん部に痛みが出て、合宿を切り上げて診察を受けるなど万全とは言えない状態。ケガの多さは、強さを求めて限界を超えたトレーニングを積んできた裏返しでもあった。「この1年、故障もあり試行錯誤したが、タフさが身についたと思う」と前向きだ。

 今後のマラソン日程については未定だが、原点でもある駅伝で走ることの楽しさを再確認した。「力以上のものを出せた。みんなが必死につないでくれた。全員の力でつかんだ優勝です」。絆を力に、これからも駆け抜ける。(太田 涼)

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