【秋田】1年ぶり黒星もJ2初昇格&J3史上最速Vをホームサポーター2000人に報告

ホームでシャーレを掲げてJ3優勝とJ2昇格を祝う秋田の選手たち(カメラ・小林 泰斗)
ホームでシャーレを掲げてJ3優勝とJ2昇格を祝う秋田の選手たち(カメラ・小林 泰斗)

◆明治安田生命J3リーグ第29節 秋田0―1富山(22日、ソユスタ)

 秋田はホームで富山に0―1で敗れ、今季リーグ29戦目で初黒星。前節G大阪U―23戦(18日、2〇0)でJ2初昇格と6節を残してのJ3史上最速優勝を決めたクラブのJ無敗記録は、28で止まった。前半29分、今季初の先制を許す苦しい展開の中、球際を激しく戦い素早い攻守の切り替えやセットプレーから逆転を狙ったが、3戦ぶりの無得点に終わった。

 勝利してサポーターに歓喜を届けたい―。18日に敵地・大阪で優勝とJ2昇格を決め凱旋した秋田イレブンは、立ち上がりから鋭いプレスや速攻で相手ゴールに迫った。だが、この日は残された昇格枠「1」を争う相手の気迫が上回った。前半29分、左サイドからクロスを許し、ゴール前でクリアしきれずこぼれたボールをFW平松に押し込まれ、今季初めて先制点を与えた。無得点のまま敗戦。リーグ戦黒星は昨年11月23日の藤枝戦(0●1)以来、約1年ぶりだ。

 ここまで強靭なフィジカルとロングボールからの力強い攻撃を武器に圧倒的な強さを見せてきた秋田だが、追いかける展開の中、リスク管理をしながら粘り強く守る相手の守備をこじあけることはできず、放ったシュートはわずか4本。後半26分から途中出場したMF久富賢(30)は、「勢いで相手に上回られていた」と悔しがった。

 試合後には優勝と昇格を祝うセレモニーが行われ、選手たちはシャーレを掲げてスタジアムを訪れた2063人のサポーターたちと喜びを分かち合った。勝利で花を添えることはできなかったが、Jリーグ記録の28戦連続無敗、J3史上最速優勝の輝かしい成績は色あせない。

 リーグ戦は残り5試合。吉田謙監督(50)は「全てのチームがチャンピオンチームを倒しに来る。相手チームの倍の強い気持ちを持って臨むこと」と選手たちに気合を入れた。敗戦の悔しさを糧に、リーグを独走した王者としての強さを示し続けていく。(小林 泰斗)

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