【Tリーグ】琉球の“ビクトリーマッチ職人”吉村和弘が4連勝導く「期待に応えたかった」

琉球を4連勝に導いた吉村和弘(Tリーグ提供)
琉球を4連勝に導いた吉村和弘(Tリーグ提供)

◆卓球 琉球アスティーダ3―1岡山リベッツ(22日)

 男子の琉球アスティーダは3―1で岡山リベッツに勝利し、連勝を4に伸ばした。2勝2敗で迎えた1ゲーム先取の延長戦、ビクトリーマッチ(VM)で吉村和弘(24)が11―9で田添響に競り勝った。

 吉村和は今季ここまで宇田幸矢とのダブルスのみに出場し、3勝1敗だった。シングルスでの出場がなかったこともあり、指名を受けた際は「ダブルスしか出場していなくて、いきなりVMが不安だった。気持ち的にはやりたくないと素直に思った」と明かす。

 試合はチキータからの3連続ポイントで好スタートを切ったが、相手のタイムアウト後に4連続失点するなど6―8と苦しい展開となった。勢いに乗って攻めてくる相手に「粘って、1球でも多く台に入れることを考えた」と反撃。最後はバックハンドドライブが決まり、「(オーダーに)書かれる以上、その選手を信じてくれている。その期待に応えたい気持ちでやった」と左胸に手を当てて喜びをかみしめた。

 これでチームの勝敗の行方を決めるVMは、初年度から通算4戦全勝と無類の勝負強さを発揮する。「緊張は常にめちゃくちゃしているし、5ゲームマッチで戦うより圧倒的な緊張感がある中で、みんな同じ気持ちだと思う」。その中で勝ち続けられている要因について「長所を生かしたプレーを心掛けていて、それが結果につながっていると思っている」と分析した。

 今季、岡山リベッツから琉球に移籍し、兄で16年リオ五輪団体銀メダルの真晴(27)とTリーグでは初めて同じチームでプレーしている。「兄は一選手として素晴らしい選手。技術や勝負勘を見習ってプレーできる状況にあるし、試合に対しても高いモチベーションで臨めている。本当にいい存在」と信頼を寄せた。

 琉球は開幕戦で1ゲームも取れずに完敗したが、4連勝で首位を守って11月を終えた。来月上旬の再開に向け「開幕戦で完敗したけど、チームは折れずに逆に前を向いて頑張ろうと次の試合から挑めた。チームワーク、個々の実力も高いと思うので、そこを生かして、12月も連勝できるようにみんなで頑張りたい」と意気込んだ。

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