東京五輪マラソン代表・鈴木亜由子が55秒差を逆転して奪首 クイーンズ駅伝は最終6区へ

鈴木亜由子
鈴木亜由子

◆陸上 クイーンズ駅伝(22日、宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台=6区間42・195キロ)

 5区(10・0キロ)では東京五輪女子マラソン代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)がトップで6区へとつないだ。初優勝を目指す積水化学の森智香子が29秒差の2位。

 55秒差の2位でタスキを受けた鈴木は、序盤から積極的な走りで先頭との差をぐんぐん縮めた。5キロ地点では19秒差、約100メートルまで詰めると、徐々に大きくなる背中を追いかけて7・5キロ付近で一気にかわしてトップに。森の追走を振り切って、笑顔で最終6区へとタスキをつないだ。

 12時15分にスタートし、第1区(7・6キロ)は、日本郵政グループの広中璃梨佳(19)が23分21秒(速報値)で同区間の2年連続区間賞を獲得。2位以下に30秒以上の大差をつけた。今季は全日本実業団対抗選手権(埼玉・熊谷)5000メートルで14分59秒37の日本歴代3位をマークするなど、絶好調の広中。レースでも序盤から積極的な走りで、最初の1キロを3分3秒で通過した。その直後から萩谷楓(エディオン)との一騎打ちとなったが、2・5キロ付近からは独走。5キロを15分21秒で通過。勢いそのままに、2区の菅田雅香へタスキをつないだ。

 3区(10・9キロ)では、ハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美(積水化学)が区間記録を1分10秒上回る33分20秒(速報)の快走で奪首。日本郵政グループの鍋島がトップでタスキを受けると、10秒差で新谷がスタート。1キロに到達する前に追いつくと、そのまま抜き去って先頭へ。8年ぶりのクイーンズ駅伝となったが、初優勝を目指すチームのエースとして真っ向勝負。2キロ付近から徐々に差を広げると、5キロを15分12秒で通過。独走で4区へとタスキをつないだ。鍋島も従来の区間記録を上回る走りだったが、絶対女王には届かず、55秒差の2位だった。また、トップから1分12秒差の10位で一山麻緒(ワコール)、2分3秒差の18位で前田穂南(天満屋)がスタート。チームの流れを引き寄せる快走で、それぞれ順位を上げた。

 ◆クイーンズ駅伝の区間と今回の区間賞(第1中継所の位置を例年と変更。新型コロナウイルス感染症の対応策として、今大会限りの措置)

 ▽1区 松島町文化観光交流館前~ヤマダデンキテックランド塩釜店前=7・6キロ=広中璃梨佳(日本郵政グループ)23分21秒

 ▽2区 ヤマダデンキテックランド塩釜店前~塩釜市水道部前=3・3キロ=卜部蘭(積水化学)10分18秒

 ▽3区 塩釜市水道部前~富士化学工業前=10・9キロ=新谷仁美(積水化学)33分20秒

 ▽4区 富士化学工業前~聖和学園高校前=3・6キロ=ローズメリー・ワンジル(スターツ)10分53秒

 ▽5区 聖和学園高校前~仙台二高前=10・0キロ

 ▽6区 仙台二高前~弘進ゴムアスリートパーク仙台=6・795キロ

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