世界60か国のスノードームに出会える一冊「世界のスノードーム図鑑」…著者のカルロス矢吹氏「スノードームには時間の流れがある」

「世界のスノードーム図鑑」の著者カルロス矢吹氏
「世界のスノードーム図鑑」の著者カルロス矢吹氏

 世界60か国を訪れた作家のカルロス矢吹氏がとことん収集した「スノードーム」を堪能する一冊「世界のスノードーム図鑑」(税込み1650円)がこのほど、産業編集センターから発売された。

 水で満たされたガラスの球体に人形や建物などのミニチュアと、雪に見立てたものを動かし雪が降っている幻想的な風景をつくるスノードームは、球体の中に広がる小宇宙だ。

 著者の矢吹氏は15年前にボストンを訪れた時に母親への土産としてスノードームを手にしてから、その丸くて、愛らしくて、壊れてしまいそうなほど繊細で時に美しく、時にひょうきんな各国のスノードームに魅了された。これまでに世界60か国を訪れコレクションは優に300を超えるという。

 本書では、矢吹氏が収集したスノードームから約半数の150点をカラー写真で紹介。「文化&風習系」「世界遺産系」「動物系」など7つのジャンルに分け、それぞれのスノードームを購入した時の秘話や思いなどをつづっている。ページをめくると、行ったことのない土地でもそこに訪れたような感覚になり、スノードームの美しさも相まって幻想的な思いに包まれる。

 矢吹氏は、同書について「僕はスノードームのコレクターというよりは旅ありきなんです。旅をした上で地図にピンを打つような感じで初めて行った土地の思い出として買って、スノード-ムを見ながらあぁメキシコでこんなことあったなとか思い出しながら集めていたので、この本をきっかけでスノードームに興味を持っていただくのも嬉しいんですけど、コロナで外に出れない時だからこそ、海外に思いをはせたり、特に若い子にコロナが収まった後に海外に行ってみたいなと思ってもらえたらすごい嬉しいですね」と明かした。

 その上でスノードームの魅力を矢吹氏は「実際にひっくり返して元に戻すと砂時計みたいに時間の流れがある。その間、旅の思い出がフラッシュバックするんです。それはスノードームだけの魅力だと思います」と明かしていた。

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