【巨人】ドラ1亜大・平内龍太、菅野智之の“ギータ斬り内角球「さすがだな」…日本シリーズ観戦記

21日の引退試合で9回からマウンドに上がった巨人・ドラフト1位指名の亜大・平内(カメラ・灰原 万由)
21日の引退試合で9回からマウンドに上がった巨人・ドラフト1位指名の亜大・平内(カメラ・灰原 万由)

◆SMBC 日本シリーズ2020第1戦 巨人1―5ソフトバンク(21日・京セラドーム大阪)

 巨人にドラフト1位で指名された亜大・平内龍太投手(4年)が21日、スポーツ報知に日本シリーズ第1戦の観戦記を寄せた。巨人のエース・菅野の精密なコントロールに脱帽。自身も制球力を磨いてプロの世界に踏み込んでいく決意を明かした。

 これまではファン目線で日本シリーズを見ていましたが、今年はピッチングを勉強することを意識して見させていただきました。菅野投手と千賀投手という、球界を代表する両投手の投げ合いは、自然と自分も力が入るというか、早くこのレベルに達したいなと強く思いました。

 特に菅野投手は、自分に足りないものを持っている投手だと思っています。それはコントロールとバッターとの駆け引き。制球力が高いからこそ、駆け引きができるんだと思います。自分も今年はだいぶ安定していましたけど(今秋のリーグ戦は28回1/3で8与四死球)、精度がまだまだ。今のままではプロでは通用しないと思っています。

 特に印象に残った投球は、初回2死から柳田選手を迎えた場面です。内角の直球で追い込んだ後、同じ内角にスライダーを投げて空振り三振を奪いました。絶対に抑えなきゃいけないバッターに対して、少しでも甘く入ったら痛打されてしまう内角球を正確に投げ込んでいた。さすがだなと思いました。

 また、2回2死から松田選手を空振り三振に仕留めたスライダーは、ストライクからボールになるコースに投げ込み、狙って三振を取ったように見えました。精密なコントロールにスピードも兼ね備えた菅野投手のようになりたいと改めて強く思いました。

 千賀投手は常時150キロを超える速球に目を奪われました。自分が156キロを計測したのはリリーフで短いイニングを投げた時で、先発登板時のアベレージは140キロ台中盤程度です。きょうの両先発投手を見てると、アベレージで150キロくらいを出せれば、自分が一番自信を持っているスプリットも生きてくるんじゃないかと思います。

 正直なところ、来年のこの舞台で自分が投げている姿は、まだイメージはできません。ただ、ドラフト1位で指名してもらった以上、そうならないといけないと思っています。7回から登板した戸郷投手は高卒2年目の20歳。自分より2学年下ですが、この大舞台でも思い切りよく腕を振って、自分のピッチングができていた。自分も負けてられないなと思います。(亜大投手)

 ◆平内 龍太(へいない・りゅうた)1998年8月1日、兵庫・明石市生まれ。22歳。小2で野球を始める。神戸国際大付では腰椎分離症の影響で3年春からエースも甲子園出場なし。亜大では1年秋から登板し、リーグ戦通算28試合で7勝5敗、防御率1・86。伯父はソフトバンク・永井智浩編成育成本部長。185センチ、90キロ。右投右打。

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