古江彩佳、2週連続Vに王手…畑岡奈紗&宮里藍に次ぐW年少3番目に挑戦

5番、ティーショットを放つ古江彩佳。通算13アンダーで首位
5番、ティーショットを放つ古江彩佳。通算13アンダーで首位
ラウンドVTR(右はパット数)
ラウンドVTR(右はパット数)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス第3日(21日、愛媛・エリエールGC松山=6545ヤード、パー71)

 2000年度生まれの「ミレニアム世代」で今季2勝のルーキー・古江彩佳(20)=フリー=が7バーディー、ボギーなしの大会コースレコードの64をマーク。通算13アンダーの単独首位に浮上し、2週連続の通算4勝目に王手をかけた。昨年6月の日本女子アマチュア選手権で5位に敗れ、涙した因縁の地で雪辱を果たす。渋野日向子(22)=サントリー=は69で回るも、首位と10打差の14位で初の連覇は絶望的に。今季2勝で賞金ランク1位の笹生優花(19)=ICTSI=が2打差の2位。

 各世代を代表する、新人2人の最終日最終組での一騎打ちの様相を呈してきた。古江は抜群の安定感で首位に立った。パーオンを外したのは2ホールのみで計27パット。笹生と首位に並んで迎えた16番で、残り160ヤードから7アイアンで60センチにつけてバーディー。17番は67ヤードからの第3打をウェッジで3メートルに寄せて伸ばし、2打差をつけた。「うれしい。2打差はないに近い。まだ終わっていないので気を引き締めていきたい。(2週連続Vは)意識せずにやりたい」と無欲で最終日に挑む。

 ともに今季ツアーを席巻中の新人の古江と笹生。「ミレニアム世代」の20歳と01年度生まれの「21世紀世代」の19歳だ。身長は153センチと166センチでゴルフスタイルも対照的だ。古江は今大会第3Rまでの54ホールで15バーディー、1ダブルボギー。今季のパーセーブ率は91・8919%で堂々の1位。同リカバリー率も75・9777%で1位と安定したショートゲームが最大の武器だ。

 「ボギーを打たないのは大事。バーディーを取るよりもスコアを落とさないのが一番」と自身の美学を語る。一方、2打差2位の笹生はツアー屈指の平均260ヤードの飛距離を武器に平均バーディー数が3・8919でツアー1位だ。「向こうはバーディー数が多い。飛ばしますからね」と古江は笹生の爆発力を認める。

 個人的な“雪辱戦”でもある。今大会会場は昨年、日本女子アマチュア選手権で、3差3位から逆転優勝を狙った最終日に日本ゴルフ協会幹部の乗ったカートに3ウッドを折られ、涙の5位に敗れた因縁の地。この大会前に過去の災難を聞かれ「振り返ることではない。帰ってきたな、という感じです」と答えていた。

 勝てば、ツアー史上3番目の年少での2週連続V&4勝目だ。「自分のプレーを貫いていきたい」。我が道を進み、4日間初制覇の良い思い出を上書きする。(榎本 友一)

◆古江(20歳179日)が優勝で達成する記録(1988年ツアー制施行後)

 ▽ツアー年少3番目の2週連続優勝 〈1〉畑岡奈紗の18歳261日(17年9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン&日本女子オープン)〈2〉宮里藍の19歳1日(04年6月のアピタサークルKサンクスレディス&サントリーレディスオープン)

 ▽ツアー年少3番目の4勝目 〈1〉宮里藍の19歳1日(04年6月アピタサークルKサンクスレディス)、〈2〉畑岡奈紗の19歳295日(18年11月TOTOジャパンクラシック)

5番、ティーショットを放つ古江彩佳。通算13アンダーで首位
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