【柏】コロナ禍からの復帰初戦は惜敗…2週間活動休止、練習わずか3日 オルンガがゴール

鳥栖に敗れ、肩を落とす柏イレブン
鳥栖に敗れ、肩を落とす柏イレブン

◆明治安田生命J1リーグ第28節 柏1―2鳥栖(21日・三協フロンテア柏スタジアム)

 勝ち点をつかめず、肩を落としてうなだれる選手たちに温かな視線が向けられた。コロナ禍に揺れた柏は一歩及ばず惜敗したが、規制で声を出せないサポーターは万雷の拍手でたたえた。新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、ネルシーニョ監督(70)らスタッフ、選手の計16人が陽性となり、迎えた再開初戦。自身も入院生活を送った指揮官は「つい7日前まで隔離病棟で生活していた選手もいた。選手はきつかったのではないか」とイレブンをいたわった。

 2週間の活動休止を経て、18日から練習を再開。わずか3日間の調整で試合に臨んだ。準備期間の短さを考慮し、この試合を延期する案もあったが、リーグ側がこれ以上の日程延期を行うと最終節(12月19日)までに代替日程が組めないとし、延期が見送られた背景があった。

 突貫工事の調整で迎えた3週間ぶりの公式戦。ブランクは明らかだった。序盤から動きが重く、連係ミスも繰り返した。シュート0本で前半を折り返し。途中出場選手の活躍もあり、後半30分過ぎからようやくリズムをつかんだが、今度は運動量がガクンと落ちた。0―2の後半42分にFWオルンガが1点を返すなど終盤は猛攻を仕掛けたが、追いつくことはできなかった。

 今後は延期となったリーグ戦2試合分が組み込まれ、過密日程が続く。ネルシーニョ監督は「リーグ戦は7戦残っている。実戦を積み重ねて試合感覚を取り戻していきたい」と巻き返しを誓った。(岡島 智哉)

 ◆柏の新型コロナウイルス経過

 ▼11月2日 選手1人の陽性を発表。3日の仙台戦が延期に

 ▼3日 ネルシーニョ監督、スタッフ1人の陽性を発表。一斉PCR検査を実施

 ▼4日 選手2人、スタッフ8人が陽性。チーム活動を休止。Jリーグが7日のルヴァン杯決勝のF東京戦延期を発表

 ▼5日 スタッフ1人が陽性。柏市保健所がクラスター認定

 ▼6日 選手1人が陽性

 ▼7日 14日の大分戦延期が決定

 ▼10日 選手1人が陽性

 ▼18日 チーム活動再開

 ▼21日 再開後の公式戦初戦で鳥栖に敗れる

試合詳細

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請