【山本昌邦チェック】一発退場の川崎・谷口は責められない「下を向く必要は全くない」

前半34分、レッドカードを受け一発退場となる川崎・谷口彰悟(右)(カメラ・宮崎 亮太)
前半34分、レッドカードを受け一発退場となる川崎・谷口彰悟(右)(カメラ・宮崎 亮太)

◆明治安田生命J1リーグ第28節 大分1―0川崎(21日・昭和電工ドーム大分)

 明治安田生命J1リーグで、優勝に王手をかけている首位の川崎は大分に0―1で敗れ、史上最速Vはお預けとなった。前半34分に主将のDF谷口彰悟(29)が一発退場。PKで先制ゴールを許し、最後まで取り戻せなかった。

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 DF谷口にぜひ言いたい。下を向く必要は全くない、と。自身はクロスの対応を誤り、PKを与えた上で退場処分。チームも優勝を決めることができなかった。この日はコンビを組んできたDFジェジエウの出場停止を受け、谷口はいつもとは逆、センターバックの右に入った。視野、体の向きも変わる。その不慣れに由来するPK献上であり、退場にも見えた。

 なぜなら、谷口は今季自陣ペナルティーエリア付近で与えたファウルは1度だけで、警告も1度しか受けていない。センターバックで最もファウルしない男、と言っても過言ではない数字で、川崎独走への貢献度はMVP級だ。大分のプライドをかけた奮闘に屈したが、川崎の優勝は揺るがないところまで来ている。何も悲観することはない。(本紙評論家)

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