【阪神】北川博敏新1軍打撃コーチ ドラ1佐藤輝明の育成は「プレッシャーとの戦い」インタビュー〈3〉

近本光司(右)と話し込む北川博敏コーチ
近本光司(右)と話し込む北川博敏コーチ

 阪神・北川博敏新1軍打撃コーチ(48)が21日、オンラインインタビューに応じた。ヤクルト2軍打撃コーチ時代には1年目の村上宗隆を指導。かつて近鉄で史上初の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランを放った“ミラクル男”が新風を吹き込む。

 3部構成の第3部は近年本来の力を発揮できていない高山俊外野手(27)の現状を分析。今季確かな地位を確立した1番・近本、4番・大山に続く「打線の核」として期待する3人の選手の名前も挙げた。さらにはドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=の印象を自虐を混ぜて明かした。(取材・構成=中村 晃大)

 ―今季1、2軍を行き来した高山はどう見ているか。

 「そうですね。僕も今年(初めて)しっかり見たんですけど、タイプ的にはインサイドの速いボールが打てないとか、そういう弱点みたいなものは本人も気にしていて。いま本人も打つスタイルというのを変えている最中だったので。フェニックス(リーグ)でもそうでしたし、オープン気味に構えて両目でしっかり見てというのをいま取り組んでいます。今日(21日)久しぶりにこっち(甲子園)に帰ってきて高山を見て、すごくバランス良く、感じ良く振れているなと感じる部分が大きかったので、その辺は本人にも『しっくり来ているのかな』という話をしたら『左ピッチャーの方がよくいい形で見れるようになってきた』という話をしていたんで。少しずつ新しい高山という形ができているのかなと思っています」

 ―本来、高山はずっと1軍にいないといけない選手。

 「そうですね。ポテンシャルは高い子なので。1軍にいてほしいとは思いますけど、結局1軍というのは結果が全てなんで。やっぱり結果が出なかったら当然1軍にはいられないわけですから。少しでもいい結果が出る方法を何とか模索して、一緒にいいものを作っていきたいなとは思ってます」

 ―ドラフト1位で入団する佐藤輝明はどんなイメージか。

 「そうですね。僕、今年ファームで近大と練習試合をして、実際に間近で見てたんで。やっぱりパワーがすごい子だなというか、スイングスピードも速いですし、やっぱり大学生としてはズバ抜けたスイング力を持ってる子だなというのは感じました。なので、やっぱりすごく楽しみですね。ただ、僕自身はすごく不安でいます…。ちゃんと育てなかったら、育てないというか結果を残せなかったら全部僕が叩かれると思うんで(笑い)。そういう意味ではプレッシャーとの戦いがすごくあります」

 ―1番・近本、4番・大山に続く打線の核として期待する選手は。

 「期待する選手はいっぱいいますよ、全員期待(笑い)」

 ―今季2軍から見ていて物足りないと感じた選手は。

 「そうですね。僕からしたら(自分が)右バッターなんで。大山は今年すごい良かったんですけど、中谷、江越、陽川もですよね。この3人がもっともっと長打力も打点も挙げられるようになれば、すごく脅威なチームになるだろうなと思いますね。だから、ある程度レギュラーを確約されてる選手以外ですよね。そこの底上げができれば、僕はチーム力がすごく上がると思うんで。レギュラーを取れるかどうかというぐらいの選手がいかに良い活躍をするかっていうのが、さっき言った高山も含めてですけど。今年若手で言えば小幡もそうですし、その辺がもっともっと底上げしていけば、すごくおもしろいチームになるだろうなと考えています」

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請