【阪神】北川博敏新1軍打撃コーチ 明るい笑顔がトレードマーク「苦しい時にスパイス的な要素に」インタビュー〈1〉

練習の合間に笑顔を見せる北川打撃コーチ(阪神甲子園球場で)
練習の合間に笑顔を見せる北川打撃コーチ(阪神甲子園球場で)

 阪神・北川博敏新1軍打撃コーチ(48)が21日、オンラインインタビューに応じた。ヤクルト2軍打撃コーチ時代には1年目の村上宗隆を指導。かつて近鉄で史上初の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランを放った“ミラクル男”が新風を吹き込む。

 3部構成の第1部は2軍打撃コーチから1軍に“昇格”して感じたチームの雰囲気や、16年ぶりのリーグ優勝を目指す来季への意気込みなどを語った。(取材・構成=中村 晃大)

 ―15日から甲子園で秋季練習がスタート。1軍の練習を見て、感じていることは。

 「やっぱり(各選手の)ポテンシャルが高いというか、打つことに関しては、僕は今年はファームにいたので、1軍の選手を見ていると、強い打球だったり、ミスの少ない良いバッティングをするなっていうのは当然思います。逆に言えば、今年ファームに降りてくることがなかった近本とか、そういう選手を間近で見られるので、良いところがどんどん見られているなという感じはしています」

 ―チームの中でどんな存在でありたいか。

 「特別意識はしてないんですけど。簡単に言えば、普通にできればいいかなと。今年も優勝はできなかったですけど、良い成績(2位)を残していますし、チーム自体はすごく良い形で戦えていた部分多かったので。そこの邪魔をしなければいいかなっていう考えですけどね」

 ―井上ヘッドコーチは自身を『コミュニケーションモンスター』と。北川コーチのキャラクターは。

 「『コミュニケーションモンスター』までは考えてないですけどね。実際、シーズンに入れば僕もこんなにニタニタしている余裕はないと思うので(笑い)。こわばった顔をしている可能性もあるでしょうけど、何かしら刺激を与えられるような人間にはなりたいと思います。キャラ的にバカもできるタイプなので、苦しい時にちょっとでも明るさというか、スパイス的な要素になれればいいなと思っています。あとは選手の能力を100%に近い形で出してあげられるような存在になりたいなと思っています」

 ―北川コーチの現役時代のような勝負強い打撃を引き出すためには、どんな指導を。

 「勝負強さっていうのは結局技術じゃない部分だと思うので。技術以外の部分、本当に思いきりの良さとか、結果を気にしないこととか、いかに平常心でいられるかとかそういうところだけだと思うので。タイガースというチームはやっぱりファンも多いですし、周りからの期待も普通のチームに比べたら大きいと思うので、そのプレッシャーの中で、どう平常心でいられるかというのが1番だと思います。そこを何とか良いパフォーマンスをできるような方向に持っていきたいなと思っています」

 ―野球以外で精神面を鍛えるには何が必要か。

 「いかに練習でゲームを想定してできるか。1球に対していかにゲームと同じ気持ちでできるかっていうのが大事になってきますし、それが自信となって、その場で良いパフォーマンスができるということになってくると思うので。打つことに関してですけど、毎日同じようにティー打撃をして、バッティング練習をしてという中で、やっぱり集中力というか、そこは持たせたまま、飽きさせないというイメージで練習に取り組ませたいなと考えています」

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