「令和版・神の左」中谷潤人が練習再開「勝ってできるジムワークはすがすがしい」

次戦に向けて練習を再開した中谷潤人。サンドバッグ打ちで汗を流した(M・Tジム提供)
次戦に向けて練習を再開した中谷潤人。サンドバッグ打ちで汗を流した(M・Tジム提供)

 プロボクシングWBO世界フライ級(50・8キロ以下)王者・中谷潤人(22)=M・T=が21日、神奈川・相模原市の所属ジムでジムワークを再開した。

 “愛の拳士”が世界チャンピオンとして始動した。6日の世界王座決定戦でジーメル・マグラモ(26)=フィリピン=に8回KO勝ちして以降、軽いロードワークなどで汗をかく程度で「こんなに練習を休んだのは初めて。練習したくてウズウズしていた」という。この日は午前中からジムに姿を見せると、シャドーボクシング、サンドバッグ打ちなど軽めのメニューながら、1時間以上も入念に体を動かした。「体重が戻っているので、少し重い感じはしました」と話しつつも「勝ってできるジムワーク。すがすがしいです。スッキリとした気持ちで動けました」とスポーツ報知の電話取材に弾むような声で答えた。

 世界戦後は各方面へのあいさつ回りを済ませながら、試合の映像を繰り返しチェック。「ガードがおろそかだったり、反省点が見えた。1ラウンド目には距離を取って試合ができていて、この距離なら、と思ったが、一方で近い距離だとルーズな部分もあった。もう少し改良もしたい」と中谷。元WBC世界バンタム級王者で12連続防衛を誇り「神の左」と言われた山中慎介さんは、目標とする選手。くしくも山中さんと同じ11月6日に王座獲得を果たし、令和初の新世界王者となった。同じサウスポーの中谷は「令和版・神の左」となるべく、さらなる成長に努力を重ねていく。

 今後は少しずつ練習量を増やすほか、ジム所属で試合の近い選手に、スパーリングパートナーとして胸を貸す予定。次戦については何も決まっていないが、王者として挑戦を受ける立場。「まずは防衛戦。そして、さらに上の(他団体王者との)統一戦に向けて」という目標を立てる中谷は「ここで成長するんだという気持ちを持っていないとダメだと思う。次の目標に向けて、さらに頑張っていかないとな、という思いは強いです」と言葉に力を込めた。

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