中村美律子、284日ぶりのコンサート開催 瑛人「香水」カバー

284日ぶりにコンサートを開催した中村美律子
284日ぶりにコンサートを開催した中村美律子

 演歌歌手の中村美律子(70)が21日、東京・新宿文化センターで284日ぶりのコンサートを開催した。

 コロナ禍の影響で、2月11日の群馬・太田市新田文化会館以来9か月半ぶりのコンサート。「今日もほんまにやれるんやろうかという思いがてんこ盛り」と不安な思いを吐露したが、色鮮やかなペンライトが揺れる景色を目にし、胸が一杯になった。マイクを通さず「ありがとうございます」と声を張り上げて感謝を伝えた。

 ソーシャルディスタンスを保つために、カラオケをメインとし「だんじり」、来年2月24日発売の新曲「あんずの夕陽に染まる街~ニューバージョン~」など全16曲を披露した。アコースティックギターを伴奏に歌うコーナーでは、瑛人の「香水」をカバー。所属事務所の社長からカバーを提案された、若者世代の今年を代表する1曲について「自分には似合わないと思いましたが、事務所の社長に『だからこそやる。チャレンジ』と言われ、プライドで『よし、やってやるぞ!』って」と経緯を明かし「(サビは)ずっと高音の繰り返しで演歌とはリズムが違う」。J‐POPをカバーする難しさを語ったが、難なく歌い上げると、会場からは大きな拍手が起こった。

 全国的に新型コロナの感染が拡大している中で、観客は半数以下の600人に制限して開催。状況を踏まえて、会場に来ないことを決めたファンの声も中村の耳に届いているという。「コンサートに来るのは、元に戻った時にできますから。私は1人のお客さんになっても歌います。来てくれた方には本当は握手、ハグ、チューをしたいですけど、そばに近寄れないことが申し訳ない。気持ちはそうだと伝えたいです」と複雑な気持ちを明かした。

 12月4~5日に大阪新歌舞伎座公演、同21日に大阪でクリスマスディナーショーを開催予定。来年8月、35周年を迎える。「35周年らしいことをやりたいですが…。みなさんにはコロナに打ち勝って元気に新しい年を迎えてほしい」と神妙な面持ちで話した。

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