石坂友宏、松山英樹超えの日本人大会最年少優勝を狙う 行くぞ、日本シリーズ!

16番、ティーショットを放つ石坂友宏
16番、ティーショットを放つ石坂友宏
ラウンドVTR
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◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス第2日(20日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 3位から出たルーキーでプロ3戦目の石坂友宏(21)=日本ウェルネススポーツ大3年=が5バーディー、ボギーなしでツアー自己最少&この日ベストの66で通算9アンダーで単独首位に浮上。14年の松山英樹を更新する21歳62日での日本人大会最年少優勝を狙い、今年最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(12月3日開幕・東京よみうりCC、報知新聞社主催)の初出場も見えてきた。金谷拓実(22)=東北福祉大4年=が8アンダー2位。

 日焼けした端正なマスクを引き締めながら、襟をピシッと立て、プロ1年目の石坂は堂々とプレーした。1番で3メートル、2番で7メートルを決めると、順調にバーディーを重ね、2日連続ボギーなしで自己最少66をマークした。

 プロ3戦目でアマ時代を通じても初の首位に立ち、「アプローチ、パターが得意なのでショットが悪くても、カバーできる自信がある」と胸を張った。小5でゴルフを始め、「めちゃめちゃ好きだった」というアプローチは芝のグラウンドで一日何百球と繰り返した。この日は78%のパーオン率が示すように「ショットも良かった」と、好スコアは必然だった。

 昨年12月の予選会で25位に入り、プロ転向した。今季は日本オープン52位、下部ツアーでも20位が最高と無名の存在だった。通信制の日本ウェルネススポーツ大には女子で2勝の稲見萌寧(21)、西郷真央(19)らが在籍する。昨年トップ10が3回で在学中の臼井麗香(21)とは一緒に練習する機会も多く、「女子プロは今人気なので、もっと自分たちが頑張らないと」と負けない活躍を誓う。

 2週後の日本シリーズ初出場を射程に捉えた。今週優勝や3位タイ以内、もしくは賞金ランク上位の資格で今年最終戦のメジャー切符に手が届く。神奈川・横須賀市出身の石坂は4年前を含め、これまで2回、東京よみうりCCに大会観戦に訪れたことがある。「雰囲気が良く、ギャラリーも多い。最終戦の緊張感の中、皆さんプレーされていて、将来自分も出たいなあと」。今年は無観客での開催だが、憧れていた舞台へ歩を進めている。

 今大会で21歳62日での優勝なら、14年松山の22歳271日を抜き日本人で大会最年少制覇となる。「目標の15アンダーまでいかないと納得いかない。ルーキーイヤーで優勝できたらうれしい」。歯切れのいい、強気な受け答えで初のリモート会見に対応した。だが、感想を問われ、「緊張しています」と本心を明かし、新人らしさを見せた。(岩原 正幸)

 ◆日本シリーズJTカップの出場資格 例年通り30人が出場し、〈1〉前年大会覇者〈2〉今年のツアー優勝者〈3〉同3位タイ以内〈4〉賞金ランク上位者に出場権が与えられる。ここまで、昨年大会覇者の石川ら11人が資格を得ている。次週は試合がないため、今大会終了後に出場選手が決定する。

 ◆石坂 友宏(いしざか・ともひろ)1999年9月21日、横須賀市生まれ。21歳。父の影響で10歳でゴルフを始め、女子の木戸愛(30)と同じ地元のスクールで腕を磨く。日本ウェルネス高から大学に進み、1年時の18年関東アマで優勝。19年日本オープン23位でベストアマ獲得。目標の選手は石川遼。家族は両親と姉。173センチ、75キロ。

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