源四郎と十兵衛、ドラマ「上意討ち」で切ない2人演じた永山絢斗&尾上松也の時代劇に懸ける熱い思い

ドラマ「上意討ち」で初共演した尾上松也(左)と永山絢斗(カメラ・渡辺 了文)
ドラマ「上意討ち」で初共演した尾上松也(左)と永山絢斗(カメラ・渡辺 了文)

 俳優の永山絢斗(31)、尾上松也(35)がダブル主演するBS―TBS開局20周年記念ドラマ「上意討ち」(12月5日・後7時)に向け、意気込みを語った。池波正太郎原作の同作は、幕藩体制の時代に最愛の許嫁(いいなずけ)を失い、その原因となった藩主に反旗を翻したことで追われる身になった田中源四郎(尾上)と、源四郎の境遇に同情し、討つ気にならないまま追走の旅を続ける森十兵衛(永山)の追奔逐北(ついほんちくほく)を描く。若い2人が今後の時代劇に懸ける熱い思いもそれぞれ語った。(ペン・古田 尚、カメラ・渡辺 了文)

 久しぶりの時代劇出演。どんな感想を持ちましたか。

  • インタビューに応える永山絢斗
  • インタビューに応える永山絢斗

 永山「切ない2人だなと。えらそうなこと言えないですけど、すごく面白い本だなとワクワクしました」

 尾上「源四郎と十兵衛の対比というかね。十兵衛は源四郎を気にしながらも、着実に(人生を)切り開いて生きていく。対照的に源四郎は、武士としての生き方を全うするしかなかった。この対比の切なさはこの時代ならではと感じました」

 2人は初共演。お互いの第一印象は。

 尾上「メイク室に入ってこられた時に、単純に永山絢斗だって思いました。人見知りなので」

 永山「2人とも暗かったですよね。ずっとメイク室にいたけど、ひと言も。(物語的に)あまり無駄話もするべきではないなとも思いました。でも、徐々にね」

 尾上「僕も最初、役柄的に緊張感があった方がいいと思いつつ。でも、打ち解けてくると十兵衛が源四郎のことが好きで、源四郎も十兵衛が好き(笑い)」

 男同士の友情でしょうか。

 永山「友情まで行きたかったんでしょうけど。御前試合で2度、藩内の道場対抗戦で3度ほど戦って負けたことがなかったのに負けて、その後お祭りで出会う。すごく話したいという気持ちが芽生えた瞬間に話が転がり始めて。殿を殴る気持ちはすごくわかるし、本当に好きになりかけた時に会えなくなる。ロマンチックで切ない話ですね」

 尾上「殿を殴るところは、愛する人を失う原因の張本人なので恨みしかないですが、その思いだけで9年間過ごしたわけではないと思うし。もう家族がいないわけですし、身を隠して普通に暮らす選択もできたので、そこの葛藤はあったと思う。それを乗り越えて本懐を遂げる。ただ恨みを抱えているだけではない、源四郎の背景が少しでも見せられたらなと思います」

 殺陣も見どころですね。

 永山「若いうちに剣豪の役をやりたいと思っている中で話を頂けてうれしかったです。時間がある時は木刀を振るようにしていました。剣の達人に見せてくれるスタッフさんの力です」

 尾上「これだけ立ち回りが多い時代劇は多分初めて。僕自身も楽しみだったし、ある程度動ける時に(剣豪の)役をさせてもらえるのはうれしかったですね」

ドラマ「上意討ち」で初共演した尾上松也(左)と永山絢斗(カメラ・渡辺 了文)
インタビューに応える永山絢斗
インタビューに応える尾上松也
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