巨人に育成ドラフト2位で指名された京都先端科学大の喜多隆介捕手(22)が19日、京都市内のホテルで仮契約を結んだ。支度金300万円、年俸400万円(金額は推定)で、背番号は「(27の)炭谷を目指してほしい」という球団の願いを込めて「027」に決まった。
目標の選手は、巨人と中日で捕手として活躍した小田幸平氏。「小田さんのように、守備で必要とされる選手になっていきたい」という、渋すぎるセレクトには理由があった。
元日本ハム、近鉄(現オリックス)の中島輝士監督が小田氏と交流があったことから、7月にグラウンドで初対面した。小田氏から激励され「投手やチームメートとコミュニケーションを取ることが今までなかった発想。それを聞いてから、いろんな人と話すようになった。そこで気づけたこともあった。その言葉をもらってよかった」と感銘を受けた。
小田氏は現役時代からトーク力でも人気を集めた。「そこ(トーク力)はまだ…。しっかり練習したい。そういうところでアピールしていけたら」と“しゃべれる捕手”を目指す。
中島監督からは「育成選手というのを忘れずに、死にものぐるいで3年しっかりやれ!」と助言をもらった。「合同自主トレからアピールして、支配下登録をされて、1軍で活躍したい。捕手として誰にも負けたくない」と、新人19選手では4人もいる捕手で、厳しい競争を勝ち抜く意気込みを示した。