ヤマハ・池谷蒼大、DeNA5位指名後初実戦1回完璧 社会人“ラス投”都市対抗へ弾み

1イニングを3者凡退に抑えたヤマハ・池谷
1イニングを3者凡退に抑えたヤマハ・池谷

◆オープン戦 セガサミー5―0ヤマハ(18日、愛鷹)

 DeNAから5位指名されたヤマハ・池谷蒼大投手(21)が18日、セガサミーとのオープン戦(愛鷹)でドラフト後、実戦初登板した。4番手で1イニングを3者凡退。プロ入り前最後の公式戦となる22日開幕の都市対抗(東京D)に向け弾みを付けた。チームは0―5で完敗。打線は5投手の継投に沈黙し、2四球による出塁だけでノーヒットノーランを食らってしまった。

 淡々と3つのアウトを奪った。ヤマハ・池谷は6回からマウンドに立つと相手クリーンアップを左飛、中飛、一邪飛。11球で片付けた。最速は136キロにとどまったが「(フォームの)バランスに気をつけていた。変化球も腕が振れていた」と納得の表情を見せた。

 実戦は9月27日の都市対抗東海2次予選・永和商事ウイング戦以来、約1か月半ぶり。同予選で3試合に登板しており、石井隆之投手コーチ(47)との話し合いで以降は疲労回復を優先してきた。「計画的にいい感じで進めています」。室田信正監督(46)も「しっかり抑えた」と評価した。

 社会人最後の“仕事”となる都市対抗は、27日の初戦で日立製作所と対戦する。昨年は2回戦のJR東日本戦に5番手で登板し、打者1人を左邪飛。わずか2球だが東京Dのマウンドを味わった。「硬いイメージです」。チームは東海予選後、室内ブルペンをドーム仕様の土に入れ替え万全を期しており、左腕も「投げやすい」と手応えを感じている。

 DeNAフロントからは中継ぎ起用を示唆されている。「まずは都市対抗(で勝つ)という思いにブレはない。ただ、最近はプロ野球の情報を気にするようになりました」。三浦大輔新監督(46)の就任も正式発表され、闘志は高まるばかりだ。本戦でもリリーフ起用が有力。「どこで投げてもしっかり自分の仕事を果たしたい」。90年以来、30年ぶりの優勝をプロへの“手土産”にする。(武藤 瑞基)

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