【北澤豪チェック】日本代表は柴崎岳の交代で「我慢」できず…無理して前に行き、隙突かれる

メキシコのロドルフォ・ピサーロ(右)と競り合う柴崎岳(ロイター)
メキシコのロドルフォ・ピサーロ(右)と競り合う柴崎岳(ロイター)

◆国際親善試合 日本0―2メキシコ(17日、オーストリア・グラーツ)

 日本代表に後半の悪い流れをキャッチして試合を動かそうとした選手が、何人いただろうか。日本は格上を相手にしても、前半のようにいい時間帯はつくれる。強豪国は、そこで全員が流れをキャッチして、割り切って守る、我慢する、ということができる。前半のメキシコがそうだった。日本も後半、相手の流れとなった時に吉田、柴崎がリーダーとして試合を動かすべきだった。一度引いて我慢して、悪い流れを断ち切る方法もあったはずだ。

 森保監督は後半12分に柴崎を代えた。分岐点だった。柴崎は相手の状況に合わせてプレーできて、周囲に見せられる選手。代えたことで、日本は我慢ではなく、前に行こうという雰囲気になった。選手たちは無理をして前に行くこと、頑張ることで流れを変えようとして、そこを突かれた。選手それぞれがリーダーとして流れをつかみ、考えを持って動けるか。それが今後、チームとしての成長に関わるはずだ。(スポーツ報知評論家)

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