中大エース吉居大和が日本選手権5000メートル&箱根駅伝で3位を狙う

中大のルーキー吉居大和
中大のルーキー吉居大和

 第97回箱根駅伝(来年1月2、3日)で9年ぶりのシード権(10位以内)奪回を目指す中大のエース吉居大和(1年)は18日、日本選手権5000メートル(12月4日)で3位、箱根駅伝でも総合3位を目標としていることを明かした。「日本選手権の3位入賞は簡単なことではありませんが、狙えないわけでもありません。箱根駅伝のチーム目標は3位。そのために往路の前半区間で他校のエースに勝ちたい」と冷静な表情で熱い気持ちを明かした。

 今季、宮城・仙台育英から入学したスーパールーキーは大ブレーク。7月のホクレンディスタンスチャレンジ5000メートルでU20日本新記録の13分28秒31で走破した。9月の日本学生対校5000メートルでは残り400メートルからの強烈なラストスパートで優勝。ハーフマラソン(21・0975キロ)で争われた10月の箱根駅伝予選会では同学年の順大・三浦龍司に6秒の遅れを取ったもののマラソン日本記録保持者の大迫傑(29)=ナイキ=が持っていた従来のU20日本記録に並ぶ1時間1分47秒と好走し、中大の2位通過に大きく貢献した。

 さらに14日に横浜市の日体大健志台陸上競技場で行われた日体大長距離競技会1万メートルで自己ベストを27秒04も更新する28分8秒61をマーク。U20(20歳以下)日本歴代3位、今季日本人学生2位の好タイム。藤原正和監督(39)が2000年につくった28分17秒38の中大記録を20年ぶりに更新した。藤原監督は「実は、まだ7割の仕上げでした。やはり、能力は高い」と評価。自身の中大記録を更新したことについては「やはり、うれしい。この20年の間に他校は27分台に突入しています。吉居にはもっと上を目指してほしい」と言葉に力を話した。

 吉居は日本選手権(12月4日)で5000メートルと1万メートルの両種目で参加資格を持つが、5000メートル参戦を選択した。「今季の目標は13分15秒。その力はあります」と藤原監督は日本歴代6位相当の好記録を期待した。「7割の仕上げ」で1万メートル28分8秒61をマークした吉居が万全の態勢で、日本選手権5000メートル、そして、箱根駅伝に臨めば…。さらに衝撃の走りが待たれる。

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