箱根駅伝で2年ぶりシード権奪回を目指す拓大が壮行会 ラジニは2区で相沢晃が持つ区間記録更新を狙う

壮行会で、川名明夫・拓大学長(左)からタスキを受け取る石川佳樹・陸上競技部主将
壮行会で、川名明夫・拓大学長(左)からタスキを受け取る石川佳樹・陸上競技部主将

 第97回箱根駅伝(来年1月2、3日)で2年ぶりのシード権(10位以内)奪回を狙う拓大が17日、東京・文京区の文京キャンパスで壮行会を行った。前回は13位に終わり、2年間、保持してきたシード権を手放した。山下拓郎監督(36)は「何が何でもシード権を取り戻します」と8年連続42回目の箱根路に向けて力強く宣言した。富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝、12月30日)に出場する女子チームも壮行会に参加した。

 拓大は箱根駅伝予選会(10月17日)は9位で通過。11位で落選した筑波大とは31秒の僅差だった。「8月頃まではチーム状態が上がらず、予選会落選の危機感もありました」と山下監督は正直に話す。しかし、無事に通過したことでチームのムードは盛り上がっている。石川佳樹主将(4年)は「チームスローガンは『革命』です。今までの拓大を超えていきたい」とチーム史上最高成績(7位、2011年)の更新に意欲を示した。

 予選会を通過後、山下監督の師匠であり、昨年3月までチームを率いていた岡田正裕前監督(75)からは祝福と激励のメッセージが届いたという。「予選会と本番は全く違う。駅伝は流れが大事。予選会で9位通過だからシード権が取れないということはない」

 岡田前監督の言葉通り、拓大には流れを引き寄せることができる大エースがいる。前回2区(23・1キロ)で区間2位(1時間6分18秒)と激走したジョセフ・ラジニ(2年、前回までの登録名はラジニ・レメティキ)だ。「今回は1時間5分30秒を狙えます」と山下監督は、前回大会で東洋大の相沢晃(現旭化成)がマークした1時間5分57秒の区間記録更新をターゲットに掲げる。「1区が踏ん張れば、2区終了時でいい位置につけられるでしょう」と指揮官はもくろむ。拓大がレース序盤で存在感を発揮する可能性は十分にありそうだ。

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