【秋季東京大会】日大三が東海大菅生に完敗…わずか2安打に小倉監督は「力不足」

7回1死満塁、暴投で追加点を献上した日大三の2番手左腕、宇山翼(左)(カメラ・泉 貫太)
7回1死満塁、暴投で追加点を献上した日大三の2番手左腕、宇山翼(左)(カメラ・泉 貫太)

◆秋季高校野球東京大会決勝▽東海大菅生6―1日大三(15日・神宮)

 この秋の日大三に、例年の「強打」のイメージは当てはまらない。前日の準決勝・二松学舎大付戦は、8回まで無安打。この日の決勝も初ヒットが5回で、試合を通じての安打数は2本だった。

 「(東海大菅生は)打者の力強さが違う。しっかり振ってくる」と小倉全由監督(63)。「相手もいい投球をしていたが、まだまだ力不足ということ」と試合を振り返った。

 「打てるチームを作りたくても、長打力がない。その代わり、守れるチームにはなってきた」と小倉監督は話す。小山台との3回戦は、1―0で勝ち上がった。準決勝も、相手を8回まで1点に抑えたことが勝利につながった。この日も、安打が出ない展開で1―2と食らいついていたが、7回裏に頼みの守りにほころびが出た。

 1死満塁のピンチで、背番号10ながら大黒柱として支えてきた宇山翼投手(2年)がワイルドピッチ。1点を失い二、三塁になった場面での一塁ゴロをホームに送球しようとした一塁手が、焦ってボールを地面にたたき付けて2者が生還した(記録は内野安打とエラー)。

 「宇山は頑張って抑えていたが、ランナーをためたところでミスが出てしまった」と小倉監督。打線にも準決勝で見せた粘りはなく、“センバツ当確”となる優勝をつかみ取ることはできなかった。

 関東・東京のセンバツ出場枠は「6」。基本的に関東の準々決勝敗退校と東京の準優勝校が最後の1枠を争うが、「今日の2安打の試合では、選んでもらえないでしょう」と力なく話した。

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