【井上咲楽の本音】日本の首相も国民投票で選んでみては?

井上咲楽
井上咲楽

 米大統領選の投開票直前、珍しいことがありました。テレビ局の楽屋で共演者の皆さんから「どっちが勝ちそう!? 日本にとってはどっちが勝った方がいいの!?」って聞かれることが何度もあったんです。「ずん」の飯尾和樹さんや「ミキ」の昴生さん、亜生さんとか…。自民党総裁選ではないことなので、なぜかな~って考えました。

 演説会場でやたら風船を飛ばしたりするお祭り感がありますし、トランプさんのキャラが立ってることもありますけど、国のリーダーを国民の投票で決めること自体が新鮮なのかなと思うんです。で、浮かんだのが「なぜ日本は国民投票で首相を決めないんだろう」という素朴な疑問でした。

 大統領と首相では権限や役割も違うし、議会制度が異なるのも分かりますけど「国の顔」であることは変わりません。8年ぶりに総理が交代した今だからこそ首相公選制の議論を再開しても…と思いました。

 常に語られるのは「人気投票になるかも」という懸念ですが、被選挙権の条件を仮に「推薦議員を20人以上集めた国会議員」に絞れば防げるんじゃ…と単純に考えたりします。

 アイスクリームが大好きなバイデンさんとパンケーキが好物の菅さんのスイーツ外交はもちろん楽しみですけど、派閥会長を辞任した石破茂さんだって、4回挑んで勝てなかった自民党総裁選が国民による「首相選」だったら、どこかで結果は変わっていたかもしれないな、とも思います。

 民主主義において民意ほど大切なものはありません。大阪都構想の住民投票は前回が0・8ポイント、今回は1・2ポイントの僅差で否決されました。大統領選も得票数は僅差でしたけど、民意が反映された結果です。

 自分の投票で国のリーダーを決めるなら、有権者も選ぶ責任と向き合います。政権への視線に変化が生まれるかもしれません。正解かは分かりませんけど、また議論を始めても、と有権者の一人として考えています。(タレント)

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